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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 499

初めのうちは天使の幻覚は見えなかった。
飲んだあと楽しい気分にはなった。
飲み続けるうちに開けた窓から入ってきた天使が体に降りてくるようになった。
北川天に報告すると〈天使の涙〉を服用する儀式は終わったと言われた。
そのあと寝つけなくなったり、いろいろなことがつまらなく感じるようになった。
そこで相談する「天使な御加護が不足している」と一回分だけ〈天使の涙〉の錠剤を渡されて飲んたら気分が良かった。
「それからは〈天使の涙〉をもらうために教祖の前で下着姿になったり、次は裸になるのを要求されたり、しまいにはフェラチオするのを要求されたりするようにまでなって。こんなエロ教祖、いなくなればいいのにって思ったら、本当にいなくなったの」
それから、どうしても我慢できない時だけもらってためてあった〈天使の涙〉を飲んだ。
ある日〈天使の涙〉を飲んでないのに授業中に天使が降りてきて、気持ち良くなって、自分でもおかしいと思って、高校に行かなくなった。
「月虹学園じゃなくて別の高校に通ってたんだ。家でおかしくなっても、両親は共稼ぎで昼間いなかったし〈天使の涙〉を家に隠してたんだけど、自分のいない間に、親がたまたま見つけて没収されそうな気がしたりして不安で学校さぼるようになった」
島袋琉はアルペール・レノが製造したドラッグが、北川天によって悪用されて、そのあと依存で身を持ち崩していった体験談を初めて聞いた。
「両親が娘がどうもおかしいって、他の指導者は連絡取れなくなってたけど、志織様はちがって信者に教えてあった電話番号でつながって、親が志織様に相談したら、親じゃなくて、ひきこもりになった私と電話で話してくれて、私は〈天使の涙〉が残り少なくなったから、分けてほしいって言った」
「親は〈天使の涙〉のことは知らなかったのか。あと北川天のしてたことも」
「言わなかった、というか、志織様にしか、ちゃんと言えなかった。とにかく〈天使の涙〉が欲しくて、残り少ないことがすごくこわかった。全部なくなったら、死んじゃうって思ってた。志織様は、親に内緒で話を聞いてくれた。志織様は〈天使の涙〉は危険なドラッグなので回収中だから、たくさんはないけど、持って行ってくれる人が見つかったから届けさせますって言ってくれた。たぶん薬はダメとか、体に悪いって言われてほっとかれてたら、薬がなくなったあと、おかしくなってるか、自殺しちゃてたかもしれない」
親の留守で、すさんだジャンキーになっていた星野舞しかいない家に勝手に檜垣隆史が上がりこみ、星野舞に持参した〈天使の涙〉を見せた。
もっと欲しかったら俺とセックスしろ、と言った。
星野舞はその要求に応じようと、脱いでソファーで隆史にクンニされた。
「隆史さんが、私にクンニしたら〈天使の涙〉よりもすごく気持ち良かった。隆史さんは脳が〈天使の涙〉の快感が最高だと記憶されて癖になってたのをもっと気持ちいいことで、リセットしたらしいの。もう〈天使の涙〉は効かないんだって。まだ子供だからセックスはまだ早いって、その時、隆史さんはセックスしてくれなかった。隆史さんが私に何をしたか志織様に話して、私はいらなくなった〈天使の涙〉を返しに行った。志織様は隆史さんが、本当の悦びを教えてくれる本物の教祖様だって私に教えてくれた。あ、そうそう、好きな人とするセックスは、俺のクンニより気持ちいいから、彼氏できないのかって、このあいだ志織様の電話から隆史さんがかけてきた時には、そんなこと言ったたよ」

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