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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 459

〈天使の涙〉の原液を注射されてのレイプ。
〈天使の涙〉の錠剤を投与され、さらに覚醒剤も与えられたセックス。
その忘れられない快感と、現状の不安なこと。
そのどちらかしか、西澤久美子は考えられなくなっていた。天満教のハニートラップ担当の整形美女の吉川愛海のように、セックスで相手の気持ちを虜にしよう、惚れさせようとしていれば、援助交際でも太客を見つけることができたかもしれない。
客がペニスを挿入して、西澤久美子が目を閉じているときは、忘れられない快感を思い出しながら客が射精するのを我慢して待っているだけだった。
西澤久美子は「仕事で必要なので」と産婦人科に話してピルを処方してもらっていた。
客は手こきよりかは口、口よりは性器、性器でも避妊や性病予防のコンドームを使わない生中出しで射精したがった。「生で出せるならアナルでもいい」と言い出す客もいた。
西澤久美子は、できるだけ短時間で数をこなすことしか考えていない。生中出しされてしまうと、しばらく精液が出てくるので、次の客をすぐに相手できない。
客によっては、わざとコンドームを爪で傷つけて、生中出しする客もいた。
生中出しをした客からは、千円でもいいからと多めに金を払わせた。ピルを服用しているので妊娠しないが、騙されたと思い、西澤久美子の心がすさんでいく。
住宅ローンの毎月の一定額の支払いのあとで、翌月の返済もあるのはわかっていても、支払い日の前はとても不安だったのに、手元に残ったお金はお酒を飲んだり、ふらりと入ったパチンコ店でたまたま勝ったので、パチンコに使うようになっていった。
スポーツクラブに通うのはやめて、家にひきこもる日、産婦人科に通う日、援助交際とパチンコをする日の繰り返しになっていった。
西澤久美子はあやしげな業者からパチンコの攻略法というのも購入した。攻略法は使い物にならなかった。パチンコで勝ったから、援助交際してみたという客とは、自分のよく打つ機種の話をして楽しかった。松崎誠治がレイプされた相手でなく援助交際の客なら、共通の話題で話をしたり、一緒にパチンコを打ちに行ったりしたかもしれない。
西澤久美子は、夫とのセックスが一番ムダなものに感じるようになっていった。
テレビを見ている夫から頼まれ、手こきや口でしてやることもあり、夜、ベッドで求められたらセックスすることもある。
(この人、ずっと家にいなければいいのに)
とさえ思うようになっていた。
西澤久美子が自殺する場所に選んだのは、パチンコ店の駐車場だった。
西澤久美子がリーチが外れてため息をついて画面をにらんでいるとき、肩を軽くたたかれた。
後ろに立っていたのは1ヶ月前に援助交際した客の男だった。土木関係のような作業着を着た男だった。
「今の惜しかった、当たってくれてもおかしくない感じだった。あー、けっこうはまってるね」
「……200回ぐらいから打ってるんだけど、まだ当たらないの」
回転数742回、派手な演出のあとで、あっさり当たらなかった。
「ちょっと休憩しない?」
男は自販機で西澤久美子に飲み物をおごった。
「俺はスロットで勝ったから、パチンコで新台を打ちにこっちのフロアに来てみたんだ。で、相談があるんだけど」
男は駐車場に停めてある自分の車の中で、手と口でぬいてくれたら金は前と同じだけ払うと西澤久美子に言ってきた。
「それならあの台をもう少し追えるし、休憩中にしておいても問題ない時間で終わるから、どう?」
西澤久美子は誰かに聞かれてなかったか、まわりをあわてて見渡したあと「やっぱり、セックスしたいとか、あとから言わない?」と男に確認した。
「セックスするなら金があるからソープに行く。嫌だったら別にいいよ」

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