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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 46

「下請けのゲーム制作会社は中小企業だし、サンダースに所属してモデルで契約とかじゃないから、高額の謝礼金は出ない。キャラクターのモデルになっても、オフ会でコスプレしてスタッフの雑用を手伝ってもらうぐらい。召喚の巫女のキャラクターデザインをする絵師はメイプルシロップさんの予定で、Ayaが引き受けてくれるなら、メイプルさんが会いたいっていう話だから、お店に連れて来てもいいかな?」
「TAKAさん、オフ会でビンゴの景品配布していた二人って、サンダース所属の女優さんとかじゃなかったんですか?」
「うん、芸能人とかじゃないよ」
隆史が別室にかこっている愛人たちであるが、それは説明しなかった。
(えっと、今、メイプルシロップ先生って言ったけど、私の聞き間違えじゃないよね)
本田綾はエロ漫画家メイプルシロップの愛読者だった。女性の漫画家で、年齢や容姿は非公開の漫画家。
「戦国ロワイヤルの女神アマテラスと女忍者の楓は、もしかして……」
「うん、今回の依頼を受ける前に本人の希望でちょっとだけ参加してもらったんだ。油絵っぽい加工の画風だけど、メイプルさんに描いてもらったキャラクターだよ」
「職業とかAyaの詳しい話はしてないんだけど、戦国ロワイヤルのプレイヤーってことだけ、メイプルさんには話してある」
オフ会のパーティー会場に漫画家メイプルシロップも来ていたのだが、壇上で紹介されたわけでもなく、本田綾や他のプレイヤーたちも気づいていなかった。
サンダースのゲーム広報社員にまぎれこんでいて、メガネをかけて地味なスーツを着た若いOL風の服装をして、エロ漫画家メイプルシロップは会場にいた。
オフ会終了時には、すでにメイプルシロップはパーティー会場からいなかった。隆史がスイートルームとは別に予約してあった客室にメイプルシロップはいた。
サンダースのゲーム企画会議のあと、メイプルシロップこと緒川翠(おがわみどり)の仕事場に隆史は立ち寄ったあと、銀座のクラブ〈パンドラ〉に来ていた。

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