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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 440

〈慶龍飯店〉で琉が「うまい!」と言いながらパフェを食べいる様子を徐麗花はVIPルームのパソコンのモニターでながめていた。
カジノに預ける元手を、琉は100万ではなく1000万で海外の銀行口座からの引き落としにした。小峰勝は内心ではとても驚いていたが、ポーカーフェイスで口座を確認して引き落とし可能なことを確認した。
元手の賭け金が1なら10倍の勝ちで10にしかならないが、元手が100なら、1000の金額が動く。勝てば元手が1の勝負をちまちまと繰り返すよりも、大きく勝つことができる。
ギャンブルのコツとして、元手を大きく賭けられるほど勝ちやすくなる。
その夜、琉はしっかり元手を2.7倍まで増やし、1700万を海外の銀行口座に戻すように小峰勝に頼んだ。
「あまり大金を持ってると気が大きくなるから、賭けるとき直感が鈍る。ビギナーズラックを感じるように勝たせたりしてないよな?」
「どう考えるかはお客様しだいですよ」
「このカードをカジノで他人に使わせるのはダメなんだよな?」
「ええ、ただし、カードの残高がどれだけあるかを見せることは特にこちらは干渉しておりません」
徐麗花の闇カジノは、インターネットカジノに設備を変えていた。
カジノ内で現金を使うことはない。
喫煙所そばの自動販売機も、会員カードを読み取らせて、ボタンを押せば、紙コップに入った飲み物が無料で出てくる。琉はコカ・コーラを自動販売機から取り出して、一気に飲んで、紙コップをゴミ箱に放りこんだ。
(どういう意味だ、カードの残金を見せるのはかまわないっていうのは、いつ、どのタイミングで?)
この闇カジノで、個人で賭けて配当金を得るゲームにパチンコ・スロットがある。
1000円でパチンコは10ゲームから24ゲームの間でスタート回転数が上がり、その間で当たらなければ、また1000円分をBetして当たりの回転数に到達するまで賭け続ける。
1000円で当たることもある。
その時はまず賭けた時にカード残金から−1000円され、大当たりの演出後、出玉分の金額、1250玉X8=10000円の配当がカード残金に入ってくる。
1000円ずつBetを繰り返すのがめんどうだと10000円をBetして1回転で当たったとすると、まず残金から−1万円され、その後、配当金1万円に使われなかった9千円分が払い戻され19000円が加算されて、+9千円分残金が増える。
1回転から24回転でも、必ず1000円減るのがリアルパチンコと、バーチャルパチンコの大きなちがいとなっている。
バーチャルではない実機は1分間で100発以内で無いと検定に合格しない。ほとんどのメーカーはギリギリの1分99発発射出来る様になっている。
ところがこのバーチャルパチンコは、Betして3秒かからず当たりかハズレかわかってしまう。
パチンコ店の4円貸し出しで500円で125玉、1000円で250玉が貸し出され、スタートチャッカーやステ穴の払い戻しを考えて、約3分で1000円分の玉が打ち出される。
釘調整などで1000円分の玉でスタート10回転は悪い調整、スタート24回転なら良いほうといえる。リアルなパチンコ実機では3分かかるが、バーチャルパチンコでは3秒ほど。

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