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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 438

16歳にして、初老のゲイのアルベールとの愛欲の日々を過ごした琉は、アナルセックスを愛好するようになった。島袋家の血統が自分の代で途絶えたとしてもかまわないと琉は思っている。
祖母の島袋キヨは「ユタ」となったのは島袋家の後継者として、琉とは別の資質を受け継いでいたからである。
白昼夢と幻覚を視るその資質は、知的障害とされてしまいかねないが「ユタ」としては必要な条件なのだった。
島袋キヨは「ユタ」として生活できたが、自分の子がキヨと同じ資質を、島袋家に継がれている「ボケて生まれてくる」と琉が言う資質を持つ子が生まれたらかわいそうだと思っている。
だから妊娠するセックスに対して、琉は嫌悪感を持っている。
(やりたかったら、俺みたいに尻の穴ですればいいんだ。不倫でも男どうしでも、尻の穴なら妊娠しないからな)
ラーメン屋から出た琉はそんなことを考えながら、都内のホテル街を1人で歩いていた。
琉はラブホテルの部屋にチェックインした。
〈桃花〉のホームページから予約を入れてデリヘル嬢を部屋に呼んだ。
アルベールはギャンブル好きだった。
琉はアルベールのことを知る者を探すために闇カジノの会員になることにした。
闇カジノに通うための金は復讐代行で稼いだので心配はない。
〈桃花〉の予約は夜7時以降は受付していないが、琉は帰宅する電車の中で〈桃花〉にホテルに入るのが夜8時か9時になるが割り増し料金を払うから可能かとメールで問い合わせて予約を取りつけた。
〈桃花〉で同じデリヘル嬢を3回呼んで会員番号を入手する。その後〈慶龍飯店〉で裏メニューを注文して、会員番号を従業員に伝えると会員カードが渡され、カジノに案内される。
その情報が合っていれば、今夜、デリヘル嬢から会員番号を入手できるはずであった。

3回目の予約を受けて、それが夜でも大丈夫だったのは、琉の相手のデリヘル嬢が店長の月岡愛莉だったからだ。
琉は未成年で闇カジノの会員番号が欲しいと初めから〈桃花〉のホームページから問い合わせをしたからである。
琉は「俺はゲイなんだ」と月岡愛莉に説明して、服も脱がなかった。
「変わった客だな、未成年だから警察の捜査員ってこともなさそうだが」
小峰勝は月岡愛莉に、島袋琉に渡す会員番号を伝えた。「麗花様が会員番号を渡してと指示してきた。そのガキを麗花様は知っているのかもな」と小峰勝は言った。
学園の食堂で島袋琉を男の子と言ったのは、島袋琉が〈桃花〉のデリヘル嬢から闇カジノの入会を希望していることを知っていて、琉がゲイだという情報を知っていたからだった。
月岡愛莉にフランス人のアルベールという男の知り合いがいる客はいないかと琉は質問していた。
琉が月虹学園の2年だということを月岡愛莉は聞き出すかわりに、闇カジノのほうの責任者にフランス人の知り合いがいる客がいないか琉が店内で調べる許可の話をしておくと、月岡愛莉は2回目の予約の時に琉に伝えた。
徐麗花はゲイの琉という男の子がフランス人のアルベールという男の情報を求めて闇カジノの会員になりたがっているこてを把握していた。
「おかしなガキだが、カジノで変な客がいないとも限らないからトラブルに巻き込まれなきゃいいが」と小峰勝は月岡愛莉に聞き込みを許可することを伝えた。
多額の金額を闇カジノでは客は使う。そして、金の貸し借りも客どうしで行われている。情報を知っているから金を貸してくれという客もいる可能性や、ゲイで美少年に目がない客もいるかもしれない。
「俺としては、麗花様が許可していなければお引き取り願いたい客だ」

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