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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 434

「私たちはつながりを求めている。隆史くんの趣味のゲームは、1人用のゲームじゃなくてネットのオンラインゲーム。瑠々ちゃんは、自分と同じ分野の研究者のレポートや論文に興味がある。もちろん、私が隆史くんに会うために、日本に来たのもね」
麗花が隆史にそう言った。
「人とのつながりか……」
「そうよ。瑠々ちゃんは、つながりたい相手と関わりたくない相手がいるという話をしてる。世界には腐るぐらい人があふれている。その中で、瑠々ちゃんと私は、隆史くんを選んでここにいる。隆史くんが、私たちとの時間を大切に思ってくれるのはうれしいわ」
「だからって、あわててシャワーを浴びて戻ってこなくても、ちゃんと私たちは隆史くんと気持ちはつながってるから、大丈夫だよ」
瑠々もにっこりと笑って隆史に言った。
隆史はソファーから立ち上がり、瑠々と麗花にキスをした。
「そんなこと言われたら、ふたりとまたセックスしたくなっちゃうじゃないか」
「もう……隆史くんのえっち」
瑠々がそう言って上目づかいで隆史を見つめた。
麗花はキスのあと、ソファーから立ち上がり、バスローブをするりと脱いだ。
全裸になった麗花は隆史に抱きついて、隆史のバスローブの下で勃起しているモノをそっと撫でた。
「ふふっ、本当にまた勃ってる」

隆史たちがラブホテルでいちゃいちゃしていた頃、島袋琉(シマブクロレン)は学園から廃工場跡のアジトに帰って来ると、すぐに制服を脱いでシャワーを浴びていた。
褐色の肌で胸のふくらみも薄い。髪型もベリーショートにしている。学園では男子用の制服を着てすごしている。
食堂で麗花が琉を見かけたときは、琉を男の子だと思った。隆史はすぐに女子だと見抜いていたが。
私服はパンクロック風で、ドクターマーチンの編みあげスタイルのいかついブーツが琉のお気に入りである。
服装や「俺」と言う口調から女顔の若い男性に見られるが、女子高生だとわかっていれば、ボーイッシュな美少女だとわかる。
琉は凛々しい顔立ちをしている。褐色の肌は精悍な印象を見る者にあたえる。
クロスバックで体を動かしやすいスポーツブラとローライズショーツは、黒色でそろえている。
シャワーを浴びたあと、琉は下着姿のまま、パソコンの前で、闇サイトに書き込まれている依頼メッセージを確認している。
琉のスマートフォンの着信音が鳴る。
「本気で復讐したいのなら、このあと教える銀行の口座に60万円、先払いで振り込みな。振り込みが完了したら連絡してこいよ。話はそれからだ」手短かに相手に伝えて通話を終える。
琉から相手に電話をかけることはない。
高額の請求を闇サイトでされたと馬鹿なサイト利用者が、琉の電話番号を警察にタレこみしても、警察は琉までたどり着くことができない。

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