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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 425

瑠々がベッドのサイドボートに置かれてあったアイマスクを隆史につけた。
(麗花じゃなくて、瑠々がアイマスクを使ってくるとは。〈神眼〉が使えないな)
「見えてたら、隙ありっ!とか言ってさわってくるかもしれないもんねー、麗花ちゃん」
「隆史くん、アイマスクがずれちゃったら、なおしてあげるから、ちゃんと申告するように」
「麗花が先生みたいな口調に……わかった、先生アイマスクがずれました、って言うよ」
媚薬を飲ませて、もうふたりを絶頂慣れさせてあるので、隆史が射精してしまってふたりが精液を舐めたり、もし騎乗位でふたりに膣内射精したとしても問題なし、と隆史は判断した。
隆史は前戯で相手に絶頂させて快感に慣らしてセックスするので、完全に受け身でセックスすることはなかった。
(慣らしを終わらせてから、俺がすぐに犯さなければ、こういうこともできるんだな)
隆史は耳をすまして、麗花か瑠々が会話するのを待っていた。どちらかの位置が特定できればいい。そうすれば、どちらが何をしてるのか見えなくても隆史にはわかる。
麗花は隆史が思っている以上に勘が鋭い。
このラブホテルの部屋には、ホテルのホームページやインターネットで映画が見られるようにパソコンが置いてあり、ヘッドフォンもあった。
麗花は瑠々の唇の前に人差し指を立て、声を出さないように合図をして、ふたりでヘッドから離れて、ヘッドフォンを持って来た。
瑠々がヘッドの上にテレビのモニターにヘッドフォンのフラグを差し込むと、わざと瑠々の肩のあたりから顔を出して隆史に声をかけた。
「今からテレビの電源を入れて、ヘッドフォンを隆史くんに装着する。取ったらダメ」
瑠々がヘッドフォンを隆史につけて、ふたりはベッドから降りた。
麗がテレビのリモコンで、アダルト番組を流す。画面ではAV女優が男優と性行為の真っ最中である。
「瑠々ちゃん、これで小声なら話していても、隆史くんにはわからない」
ふたりはくすくす笑いながら、ベッドに3回ほど上ったり降りたりして、どっちがどこにいるのか、隆史にわからないようにした。
アイマスクをつけられ、AV女優のあえぎ声をヘッドフォン聴かされて、隆史がじっとしている様子がふたりにはおかしくてしかたがない。
(やれやれ。あとは体のさわりかたや舐めかたで、愛撫ならどっちかわかる気がするけど、挿入されたらわかるかな?)
隆史はそんなことを考えていた。
麗花が隆史にヘッドフォンをしたのは、瑠々に隆史に聴かれないように確認しておきたいことがあったからだった。
「瑠々ちゃん……確認しておきたいことがあるの」
「麗花ちゃん、なに?」
「隆史くんを、アメリカに連れて行くつもりがあるのかだけ教えて」
瑠々がため息をついて、麗花に答えた。

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