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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 422

瑠々は隆史の精液が出続けるあいた咥えて離さず、こくこくと隆史の精液を飲み込んでいった。
麗花が隆史に脱力して抱きつき、はぁはぁと熱い吐息をもらしている。隆史は麗花の頬にキスをした。
精液を飲み終えた瑠々が射精しても萎えていないモノを口から離して、恍惚にひたりながら隆史の内股に頭ををのせて横たわった。
「瑠々、がんばってくれてありがとう」
隆史が瑠々の頬を優しく撫でると、瑠々は目を閉じたまま微笑を浮かべて言った。
「うん……隆史くん、ずっと大好きだよ」
瑠々が返事をしてくれたので、精液を飲んだが無事だとすぐにわかって、隆史は安心した。
麗花は脱力していたが、瑠々の返事は聞こえていたので、絶頂のあとの余韻と脱力から体が落ち着くと隆史の内股を枕にして、すっかり寝入っている瑠々のおだやかな寝顔をのぞきこんだ。
「気持ちよさそう。私も隆史くんに枕になってもらおうかしら」
「麗花、どうやって起こさないで動けばいいかわからないんだけど」
「ひざまくらも同じよ。寝てる人が起きるまで動いたら負け」
「そういえば、夢の中で瑠々にひざまくらしてもらったな」
隆史はそう言って、瑠々の髪をそっと撫でた。
「さっき飲んだ媚薬は、あとどのくらい効果があるの?」
「感度上げの効果は、そんなに持続しない。もう、麗花は感度は普通に戻ってるだろう」
「体は落ち着いた感じがするわ」
人間の脳は快感に慣れる。それは優先度の切り替えができているからだと隆史は言う。
麗花は媚薬と〈神眼〉の感度上げを経験済みで、隆史とのセックスで膣内射精も経験している。
経験した記憶はやがて忘却されるが、消滅したわけではない。思い出しにくくなるだけである。
性欲、食欲、睡眠欲はそれぞれ異なる欲望に思えるのは、同時進行していても選ばれている欲望を満たそうとする優先度を切り替えているためである。
「満足して優先度の切り替えが起きると、性欲から睡眠欲への移行すると今の瑠々みたいに眠り込む。優先度が高い記憶ほど思い出しやすくなる」
「感度上げの効果が続くときは、性欲優先で他の欲望に優先度が切り替えられていないってこと?」
「優先度が高い欲望に従って体は反応する。強いエクスタシーで体が危険と判断した脳が、その状態から回復させる欲望を優先にする。どのくらいの快感が起きると脳が危険と判断するかはちがう。防衛規制が強く働いていると、快感を感じると体の状態を安全だと脳が許容するところまで回復しようとするわけだ。痛みっていうのも、危険だと脳に知らせるけれど別の欲望に切り替えが起きにくい。痛みが強いからよく眠れたって話は聞いたことないだろ?」
「そうね。痛いから何か食べたい、とは思わない」
「例外で辛さというのは正確には味覚でもあり、舌が感じる痛みでもある。おいしいと感じたり、気持ちいいと感じるのは、脳が安全だと判断した範囲内での話なんだ。辛いものが少しでも苦手って人とかなり平気って人もいる。脳が判断する安全域っていうのは変わっていくんだ。媚薬は脳が判断する安全域を拡大するのを補助してくれる。媚薬を摂取することそのものが気持ちいいわけじゃない」
「私の今の状態は、もう脳の判断する安全域が広くなってるってことなの?」
「そういうこと。だから媚薬そのものが効果が切れていても、俺の精液を摂取したときに起きる体の反応は安全圏だと脳は判断する。瑠々は安全圏でも眠りの回復が長く必要と脳が判断したから、眠り込んでいると考えられる。麗花の感じたエクスタシーは麗花の脳がしばらく休んでいれは動いてもよしって判断する範囲だったってことだな」

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