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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 379

「それは、檜垣家の事情で、隆史くん本人はどうなのかしら?」
麗花はそう言って隆史を真っ直ぐ見つめた。
「俺のことが好きで、俺の子供を産んでもいいって思ってくれるほうがいい。まちがっても玉の輿みたいな考えしかなかったら止めておけって思う」
「私は、そんな……隆史くんのことが好きなだけで玉の輿なんて」
瑠々はそこまで言って、はっとした表情になったあと顔を真っ赤にしてうつむいてしまった。
「月虹学園に入学させられた理由がわかったわ。日本にはたくさん高校があるのに、月虹学園に入るなら留学を許可するって話だったから」
「親がちゃんと説明しても子供だからわからないだろうと思って、事情を説明していない親もいるだろうし、それを知らないで入学させてる親もいる。ちなみに女性職員は俺と毎月1回はセックスするのも仕事にふくまれてるんだ。ひどい話だと思わないか?」
「えええっ、隆史くん、担任の橋本先生とか司書担当の綾小路先生とか、保健室の羽村先生とかとセックスしてるの?」
「なんか仕事だからとか、そういう契約だから、セックスするなんて、俺はおかしいと思ったから、報告書の捏造してるけどね」
「先生たち、美人じゃない。隆史くんは、彼女たちとセックスしたいと思わないの?」
「せめて、学園を卒業してから、本気で俺のことが好きだから個人的につきあいたいって話なら、またちがってくると思うけどね。俺が檜垣家の当主だってこともわかってるわけだし」
麗花は隆史の説明を聞いて、卒業するまで教員や生徒には手を出さないと決めているらしいことがわかった。
「隆史くん、私のお父さんとお母さんは、月虹学園の秘密を知らないと思う」
瑠々が隆史に話しかけた。山崎瑠々は、父親の取引先の相手と婚約させられている。
お好み焼き屋で瑠々が婚約者に薬物を使われてレイプされたと隆史が聞いて「は?」と驚いていた。
秘密を知る親なら、隆史に娘を捧げて、檜垣家の援助を受けたいと思っているはずと思っているからだと隆史が知っていたからだと、麗花は納得した。
「学園の秘密を知ってたら、私をあんな最低な人と婚約させなかったかもしれない」
「おい、瑠々、ちょっとそのへんの事情を俺にちゃんと説明してみてよ。もしかすると、俺、なんとかできるかもしれないからさ」
「うん、あのね……」
池内真喜雄という山之内製薬株式会社の専務という男がいて、なぜか他の投資家や資産家たちに人脈を持っていて、東京わかば銀行に勤務する瑠々の父親の山崎仁を担当にして多額の預金をした。その功績で瑠々の父親の山崎仁は出世して支店長になった。
池内真喜雄から息子の婚約者に瑠々をもらいたいと縁談話が持ちかけられ、縁談を断れば池内真喜雄が東京わかば銀行との取引を止めてしまえば、他の投資家や資本家も取引を止めると懸念した山崎仁は、縁談話に承諾した。瑠々が二十歳になったら池内真喜雄の息子の池内和雄に嫁ぐことに話は決まった。
しかし、現在大学生の池内和雄は瑠々に「パパ」こと池内真喜雄が海外の利息が少し高い銀行へ東京わかば銀行に預金全額を移そうとしているのを止めさせてほしければ、睡眠薬を飲んで好きにさせろと、瑠々を脅迫して、レイプした。
隆史と麗花は、お好み焼き屋の「ばあちゃん」の情報から、池内親子が自分の製薬会社の失敗作の薬物をこっそり横流しをして密売している、その幻覚剤まがいの「粗悪品」を悪用して息子の池内和雄が女性を薬を使い女性をレイプしただけでなく、女性たちを薬漬けにして自分が捕まらないように密売の実行犯として利用していることを知っている。
警察もこの犯罪をかぎつけているが、池内親子があつかっている薬物が、成分上はギリギリ合法なために摘発して逮捕しても、裁判まで持ち込めないので手が出せずにいることも知っているので、情報を瑠々に教えた。。
「瑠々のお父さんの銀行に池内真喜雄が預けている金は、そんな犯罪で作ったものだ。警察に摘発されないのをいいことに貯めこんでるんだね」

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