PiPi's World 投稿小説

媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

の最初へ
 372
 374
の最後へ

媚薬の罠 374

運転手の森口だった。
瑠々は柱の物陰に連れ戻された。目の前には池内が立っている。森口は身長180センチ、池内も186センチある。身長157センチの瑠々とは身長差がある。
「約束がちがうじゃないですか、森口さん」
「いやぁ、すいませんね。逃げられましたけど、この子のスマホが入ったバックは車にありましたから電源オフにしときましたよ」
「どうして、森口さん、なんで……」
「森口さんは僕が雇った運転手なんだよ。君のお父様が雇ったわけじゃないんだよ」
「そういうことなんですよ、お嬢様」
縁談を持ちかけたのはまだ瑠々の父親が支店長に昇進するずっと前で、池内真喜雄は送迎車と運転手をこちらで瑠々のために御用意しましょうと言った。
池内真喜雄やその仲間が瑠々の父親を指名してまとまった額の預金口座を作り続けた。
その結果、支店長にまで昇進した。
「僕のパパが君のお父様の銀行との取引を別のちょっと金利のいい海外の銀行に預けようか迷っているみたいなんだ。この意味わかるかな?」
「……卑怯です」
池内真喜雄が東京わかば銀行をに預けた金を全解約することで、他の池内真喜雄の仲間も他の海外の銀行に移る。
「それが君のお父様の対応が悪かったからとクレームを入れて、みんなで解約したら、世間知らずの君でも、わかるよね?」
瑠々の父親が知らないこと。
製薬会社の研究施設でわざと作った失敗作の薬物の横流しで得た裏金や、脱税した金などを、一時的に東京わかば銀行の口座に集めているだけだということ。
たとえわかったとしても、今の地位に昇進した基盤になった取引先という意味は変わらない。
「でも、僕はパパに頼んで、そのまま取引を続けてもらうこともできるんだよねぇ、君が二十歳になるのなんて待ってられないよ。こんなにかわいいんだから、ひゃははははっ!!」
山崎瑠々は心の底から池内親子を軽蔑し、気持ち悪さに鳥肌が立った。
「簡単なことだよ、ちょっと眠くなるお薬を飲んで二時間ぐらい眠ってくれてるうちに、全部終わるからさ、君は何もおぼえてないうちに、ね」
麗花は聞いていて、今すぐ池内和雄の頭に弾丸をぶち込んでやりたいと思った。
瑠々がずっと隆史に恋をし続けてきたのも、我慢して、親のために二十歳には身を捧げようと泣きそうになりながら耐えているのに。
「飲んだのね、池内和雄から渡された錠剤を」
瑠々がうなずいた。
お好み焼き屋の「ばあちゃん」は半錠と言っていたのを思い出し、麗花は瑠々に「何錠?」と聞いた。
瑠々は指を三本立てた。
(3錠も、毒物に耐性がある隆史くんが1錠飲んだだけで「ばあちゃん」が危険とうろたえた薬を。死んでしまうかもと馬鹿すぎて考えないのかしら)
ギリギリ合法だが効果は依存性が強い危険な薬物を駐車場で飲んだ瑠々はめまいを起こして、池内和雄にラブホテルの部屋に運ばれた。
隆史に言わせれば「粗悪品」な薬物は、睡眠薬ではなく、全身にひどい倦怠感を引き起こし、意識は朦朧としてはいるが、何をされて、何を言われたか、瑠々はおぼえていた。
制服を脱がしたあと池内和雄が「JKの匂いだ、うひひひっ!」と匂いを嗅いで笑った。
下着は自分がつけてみせ「ブラジャーはこんなにがばがばだぁ、下はきついよ」などと言ってはしゃいだあと、乱暴に脱いで、抵抗できない瑠々の本当は隆史にしかさわらせたくない小柄な体格にしては大きめな乳房にむしゃぶりついて「母乳とか出そう」と揉みまくって、乳首を吸った。
それに飽きたのか、自分のペニスに持参していたローションを塗って、下半身への愛撫もなしに、瑠々の両脚を開いて、処女の性器に挿入した。
痛みや悔しさに瑠々が泣いていると、それに興奮したのか、腰を激しく動かして突き上げた。
「やだ、赤ちゃん、やだ、出さないでぇ、やだ、やだ、やだ、やだっ」と薬で舌か回らなくても、叫べなくても、懇願したのに、膣内射精された。

SNSでこの小説を紹介

レイプの他のリレー小説

こちらから小説を探す