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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 306

「そうでしょ?」
「だだし、燕杏自身の身の危険を考えてないのは俺からすれば不満ではある」
「私の返答しだいで婚約者と一緒に死ぬかもしれない。けど、そこは、私だって馬鹿じゃないから」
麗花は微笑を浮かべて、隆史の脇腹のあたりを撫でながら言った。
「私のせいで、燕杏を死なせるわけにはいかない」
「それは俺だって同じだよ。結婚を認めなければ心中するって考え方がそもそも古いんだよ」
「ロミオとジュリエットにはさせられないわ」
徐麗花は隆史にそう言った。
麗花は隆史と、とりとめもなくいろいろな話をするのが大好きで、自分とまったく違う考えかたをしているときがあるかと思えば、自分と似た感じかたをしているときもある隆史とゆっくり話せただけで、日本に来て良かったと思う。
電話でも隆史と話すが、おたがい要件を伝えるために話をしていて、ゆったりとしたゆとりがない。
「隆史くん、眠くなったら眠っていいからね」
「麗花はふだんあまり眠らないのか?」
「3時間か、長くて5時間ぐらい」
「寝る子は育つ、っていう言葉が日本にはある。麗花は寝不足かも」
「ぐっすり寝てるから平気よ。それに、私のおっぱいが小さめなのは寝不足のせいじゃないからね」
「麗花は顔も手も小さいから、体全体が育ってないのかもしれないぞ」
考えごとをしていたりすると眠らなきゃいけないと思いつつ、夜更かしになりがちだし、食事も手軽に済ませてしまいたいと麗花は思う。
「しかたない。大サービスで、俺が今から麗花をぐっすり眠らせてやるか」
「ふふっ、大サービスってなあに?」
「麗花はまだ処女みたいなもんだから、知らないことやしたことのないことがたくさんある。あまりそういうことを教えちゃうと、あなたは私の麗花様に何を教えてるのですかって燕杏に怒られちゃうかもしれないが、今夜は二人でよく寝ておかないとな。明日は午後タクシーと列車で旅に出るから。でも、明日の夜はうちの温泉に入れるぞ」
隆史が上半身を起こして隣でやはり身を起こした麗花に言った。
(あら、今夜戻ったばかりなのに、明日の午後にすぐ出発するのね。隆史くん、かなり行動力あるわ)
富士の樹海にある別荘と都内を行ったり来たりしている隆史が、もしも行動力がない人物なら樹海の別荘に引きこもっていて、愛人をたくさん抱えていたりはしないだろう。
麗花は必要があると思えば、海を渡って世界中を移動している。華奢でそんなに行動力があるように見えない見た目だが、5日前にはセブ島のオスロブという街でジンベイザメに餌やりをするのを見物していて、その後、香港へ渡ってMI6の女性諜報員と待ち合わせして一緒にディナーを楽しんでから、燕杏と会うために日本へ渡ってきている。
MI6(Military Intelligence 6)とはSIS(Secret Intelligence Service)英国情報局秘密情報部の通称。
これは外務省管轄の情報機関で海外での情報活動を専門に行っており、その前身は軍事情報部第六課である。
隆史よりも人脈ははるかに徐麗花のほうが広いが、一般人の知り合いは、かなり少ない。
「そういえば麗花は燕杏ほどじゃないけどお酒飲むんだっけ?」
「ええ、嗜みますよ。隆史くんは?」
「俺は飲まないな。あ、でも、プレスタのピンクシャンパントリュフは食べるよ」
お酒を使ったイギリスのチョコレート菓子の名前を隆史がしれっと口にする。
「湯治場にも燕杏がおいしいと言ってた日本酒があるから、麗花も飲んでみたらいい」
隆史はそんな話をしながら、麗花の両脚を開いて身を屈めた。
隆史の唇と舌先が麗花の秘部のわれめをほくずように愛撫し始める。
「お風呂で洗ってきてからのほうが……あんっ、隆史くん、ちょっと、んあっ!」
隆史に正常位で一度中出しされた性器を舐められ、麗花は腰をくねらせる。隆史に腰をつかまれ、われめを下から上へ隆史が舐めながらグリトリスのありかを唇でとらえると、吸いついて舌先で激しく弾いて震わせる。
「そこ、くにくにしたら、あんっ、んあっ、隆史くんっ……はぅぅっ!」

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