PiPi's World 投稿小説

媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

の最初へ
 294
 296
の最後へ

媚薬の罠 296

恍惚となって、それまでの胸の奥が痛くなるような連続の絶頂から解放された麗花は、蕩けるような余韻と子宮が満たされているのを感じて、隆史に微笑を浮かべて、自分の下腹部をそっと手で撫でた。
牝の本能の嵐のような淫らな貪欲が、今は満たされていて、ただもう幸せだと感じてうっとりと、隆史に抱かれている。
それは処女喪失の時に感じていた快感とは、また異なる快感であった。
麗花はやっぱりこの人でなくちゃ、結婚なんて絶対にしたくないと思った。
隆史が何をしたのかはわからなかったが、泣き叫ぶほどの連続絶頂の快感を突き抜けた先にある、蕩けきって満たされている幸せな感覚は一度でも知ってしまったら、一生忘れられないと麗花は思った。
風呂から上がった隆史と徐麗花は、全裸でベッドで並んで寝そべっていた。
隆史は麗花に抱きつかれて、おとなしく仰向けで目を閉じていた。麗花は積極的に隆史の上にかぶさり、小太りの体を撫でまわし、また抱きついて感触を堪能している。
〈神眼〉の催眠の暗示はすでに解除されていて、麗花の全身の感度は普通に戻っているが、一緒に入浴したときに隆史と肌をふれあっていた感覚はおぼえていて、ほどよく気持ち良さを感じる。過剰に感じやすくなりすぎていると、刺激が強すぎて麗花から隆史を愛撫する余裕はなくなってしまう。
「ふふっ、隆史くんの感じやすいところはどこかしら」と麗花は隆史の体を愛撫している。
乳首や半勃起して萎えきっていないモノではない部分を、隆史の反応をじっくりと観察しながら舐めたり、撫でたりしている。
麗花は隆史に感度を一時的に上げられ、全身に性感帯が散らばっていることを自分の体で教えられた気がした。
全身の性感帯はそれぞればらばらなようで、ひとつ感じると、それに近い性感帯や愛撫された経験から次に感じやすくなるところができあがる。
時間をかけてじっくりと全身を愛撫されることで、全身を感じやすくすることもできる。
麗花を隆史はときどき撫でた。背中だったり、脚だったり、首筋や肩であったり、麗花のほうが積極的に隆史を愛撫しているはずなのに、麗花のほうがじわじわと感じやすくなっていっている気がする。
徐麗花よりも隆史のほうが経験があり、また隆史は愛人たちの性感帯をよくおぼえている。
過去に麗花の処女を奪ったときのことや、久しぶりに麗花といちゃいちゃしながら愛撫したときに反応をしっかり観察している。
媚薬や〈神眼〉の催眠の効果があると逆に性感帯はわかりにくい。感度がかなり上がっているので、普通ならそんなに感じたりしないところでも反応することがある。

SNSでこの小説を紹介

レイプの他のリレー小説

こちらから小説を探す