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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 291

隆史の別荘にちょっかいを出した犯罪グループは解体され、リーダーの田中稔やその裏で操っていた鄭虎は法廷で裁かれることになった。
隆史の要望で犯罪グループを徐麗花と燕杏で追い込んだ結果、徐麗花の組織の幹部である鄭虎の不正が発覚した。
それに対して隆史は言及しなかった。
犯罪グループに利用された八神渉も本来なら、犯罪グループの一員として徐麗花の組織によって粛清されるところだが、隆史が友達だと言うので見逃すことになった。
徐麗花は隆史が友達だという八神渉を、別荘の運搬班にスカウトしようてしたが、隆史が紹介してくれる仕事があると断られた話をシャワーを浴びながらした。
「断られるとは思わなかった」 
徐麗花の組織からスカウトされたのを断る者は、徐麗花の機嫌を損ねるかもしれないと気になるので、まず断らない。
「八神渉、俺のところに来たときは鈴木と偽名を言ったから、鈴木くんと呼んでいるんだけど、たまに大胆というか、変に気を使わないで接してくれるときがあるよ」
隆史は浴槽に湯ばりをしながら麗花に言った。
「だから、麗花が日本に来たってわかったらあんなに緊張してたのかな?」
隆史や徐麗花は八神渉にはお咎めなし、とちゃんと説明してなかったことに、ここで気がついた。
「え、隆史くんも大丈夫って教えてあげてないのに八神渉は今夜、呼び出されたのに逃げずに来たってすごいかも。同棲中の彼女もつれて」
「逃げきれないならやれることはやってから、って感じかも。明日はちゃんと話さないとな」
緊張してこんな顔してたと隆史が八神渉の顔をまねて、口を結んで目を見開いてみせた。
それが似てないのが徐麗花にはおかしくて笑うと、麗花もまねしてみなよと言われて困った。
麗花は緊張すると相手に笑いかけたりするタイプで今夜の八神渉みたいに緊張感たっぷりだと相手に見せたくない。
「隆史くんも、ぎこちなくなったり、ふだんとはちがう感じで、そわそわ緊張することあるの?」
「もちろんあるよ」
隆史が椎名瑶子と会ったばかりの頃を思い出して、目を細めて笑顔で徐麗花に答えた。
「麗花、温度はこれで平気かな。ちょっとさわってみて。熱かったら水を足すし、ぬるかったら、お湯を足すから」
隆史に言われて、浴槽のそばにしゃがんで湯に指先をふれたあと、手を入れて湯加減を確認した。
「問題なし。ちょっと来て……えいっ!」
隆史がそばに来て浴槽をのぞきこんだタイミングで顔にすくったお湯をぴしゃっとかけた。
「やったな、えいっ!」
隆史もお湯をすくって麗花の顔にかけようとしたが麗花は立ち上がりかわすと「ざんねんでした」と言って、くすくすと笑った。
麗花は隆史に抱きつかれて捕まえられた。
「いたずらする子はどうしてやるかなー」
隆史がそう言ってから麗花の耳にふっと息をかけると、くすぐったかったのか麗花が隆史の腕の中で身をくねらせた。
「隆史くんといるとお風呂も楽しいね」
「楽しいだけじゃないぞ」
隆史が麗花の小ぶりな美乳を手でつつむようにして揉みまわした。

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