PiPi's World 投稿小説

媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

の最初へ
 288
 290
の最後へ

媚薬の罠 290

日本の隠れた王ともいえるほどの人物でありながらパーティーに参加していた時にも、まわりにいた参加者たちとはちがう考えかたで行動していたように生活していることがわかった。
樹海に別荘があり、そこに必要なものを運ばせて暮らしている。人嫌いで辺鄙なところに暮らしているわけではないらしいが、麗花の組織が運搬する前には、なぜか暴力団の組員が物資を運んでいた。
隆史が樹海に不法投棄している組員と遭遇したことがきっかけだったらしい。
暴力団への厳しい取締りの法改正があり、また以前とは異なり金儲けが暴力団の活動になっていく時代の流れもあり、隆史の別荘に物資を調達して運搬していた暴力団組員たちが本家のやりかたに嫌気がさして、暴力団を脱けるとき、隆史は徐麗花に仕事を依頼してきた。
元暴力団組員たちは麗花の組織に雇われ、いまも隆史の別荘への運搬を行っている。
徐麗花の組織のメンバーになった元暴力団組員たちへ、暴力団から何か言われることはなかった。組を脱けるなら金を払えと言われると組員たちは気にしていたが、隆史や徐麗花に逆らってトラブルを起こす気はなかったらしい。
徐麗花の組織では麻薬の取引や使用は御法度で、それに同意した元暴力団組員たちは、寿(ことぶき)物流という会社の社員として働くことになった。
隆史がスポンサーの会社で、隆史の別荘に樹海の中を荷物を背負って運ぶチームは特別班として、体力作りなどの訓練を社内の運動場やとトレーニングジムで行っている。
徐麗花のための傭兵部隊ともいえる。
元ボクシング経験者や柔道経験者、元自衛隊員などがヤクザとなってからの転職者たちだが、燕杏や小峰勝には簡単にあしらわれて、愕然としてショックを受けたあと、まじめに訓練に取り組んだ。
その中に八神渉がアルバイトとして鄭虎のコネで配属され、素人にしてはがんばる奴と気を使われながら一番軽い荷物を運び、その帰り道ではぐれたと、鄭虎は連絡を受けていたが、探索は別のチームを後日編成すると返答して、話を揉み消した。
この運び屋たちは別荘の氷川奏にアルバイトの鈴木と偽名で潜伏した八神渉を本当に心配して、樹海を抜けてから、燕杏にもアルバイト失踪の件を連絡しておいた。
隆史から後日、徐麗花に直接連絡があったので鄭虎に燕杏から確認させたが、鄭虎は知らぬ存ぜぬで言い張ったので、徐麗花は鄭虎を疑い、海外に身を潜めて日本で活動している詐欺グループまでたどり着いた。
鄭虎は徐麗花に裏切りの証拠をつかまれているとも知らずに、燕杏を愛人にしようと企み、手下の田中稔を使い情報を集め、燕杏に対して小峰勝の行動をネタに脅した。
そのため、燕杏は檜垣隆史に協力を求めた。
檜垣隆史と愛人の探偵である本条恵美によって、鄭虎の手下の田中稔はマトリに身柄を確保された。
また鄭虎は風俗嬢に麻薬を使いレイプしたことを訴えられ、尿検査で薬物反応が出たのでマトリに確保された。
すでに徐麗花が詐欺グループの連中を捕まえて、ボスは誰なのかを聞き出し、田中稔と鄭虎の関係を把握していた。情報を聞き出したあとは、詐欺グループのメンバーは行方不明になったが、実際は鮫の餌にされた。
また月岡愛莉というジャンキーが詐欺グループにいたが、燕杏が人豚としてオークションにかけて出荷した。

SNSでこの小説を紹介

レイプの他のリレー小説

こちらから小説を探す