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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 284

「隆史くん、燕杏から何か言われてきたでしょ?」
「ん、まあ、言われたことはあるけど、麗花には言わないって約束しちゃったから、聞かれても困る」
「あら、やらしいわね、男どうしで私に内緒の話なんて。まあ、いいわ。燕杏に会ったらこっそり聞いてみるから。隆史くんから聞いたって言わないから安心して」
徐麗花は隆史のぷよっとした脇腹を、指でつついて笑顔で言った。
「やわらくて、くせになる」
隆史にふわりと抱きついた麗花が囁く。
「今夜は一緒に寝てくれるわよね、隆史くん」
「添い寝でいいか?」
「ふふっ、隆史くんが、がまんできるなら添い寝でもいいわよ」
小顔で華奢な徐麗花が、しなやかな指先で隆史の頬を撫でた。隆史は麗花の顔を、たとえるならネコ顔だと思う。
目力のある二重まぶたの瞳が大きく感じる目は、つり目のようでいて、端っこがわずかだが下がっている。鼻筋はすっきり通っていて、口角の上がった小さめの口元をしている。耳からあごにかけての輪郭は細く、シャープな印象である。
端正な顔立ちで、顔には性格があらわれるというけれど、麗花は単独行動を好み、自由気ままであることを愛するネコのような性格で、マイペース。そして、器用で、自分の力で何でもこなす自立したところがある。隆史に頼ってくるのは、本当に困った時だけである。
「麗花、そういう服装はやっぱり燕杏より麗花のほうが似合うな」
「あら、それは、隆史くんにほめられたと思っていいのかしら?」
徐麗花の眉はキリッとしていて、三日月形。人相学的に見れば、つりあがった眉の人はとても行動的といわれる。気が強い印象もある。
本条恵美はちょうど対照的な犬顔タイプの和風美人で、眉はナチュラルで、隆史があまり化粧を好まないので薄化粧、犬顔女性はネコ顔に比べて顔はちょっとだけ大きめ、そして面長。えらにかけて丸みがあり、首がしっかりしている。全体的に丸みを感じさせる印象。目元も優しげである。
人相学的に見れば、面長の顔の人は頭の回転が早く相手の気持ちを察して、うまく行動できる才能を持っている。逆に、気を使いすぎて疲れやすいともいえる。
姉妹でたとえるならば犬顔は姉系、ネコ顔は妹系。
別荘にいる美人の氷川奏は姉系、美少女の中島玲香は妹系である。
「やれやれ、悪戯好きなお嬢様だな」
ソファーの背中をあずけて深く腰を下ろしている隆史に、対面蓙位のようにまたがって徐麗花は抱きついている。
「隆史くん、目を閉じて」
目を閉じると、徐麗花のしっとりとしたやわらかな唇がちゅっと軽く重ねられた。
徐麗花は、キスしながら隆史の首に両腕をのばしている。キスのあとは隆史の体に抱きついていた。
隆史は徐麗花の腰と背中に手をまわして、左右に崩れ落ちないように体をうまく支えていた。
「ふふっ、やっぱりさわれるのっていいね」
しばらく黙って抱きついていた徐麗花はそう言って微笑みながら目を細め、隆史の腰の上からゆっくりと降りた。
「隆史くん、一緒にシャワー浴びたいな」
「シャワーあるの?」
「うん、あるよ」
徐麗花に手を引かれてソファーから立ち上がり、隆史は隣の部屋に案内された。

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