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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 280

小峰勝は月岡愛莉と、夫婦のように暮らしている。月岡愛莉は、もともと村山綾乃という人だったが、犯罪グループを徐麗花の組織が潰しにかかった時に巻き込まれて、手足を切断された性奴隷の人豚にされかかった。
ぎりぎりのところで小峰勝が、組織の幹部で親友の燕杏に協力してもらい、犯罪グループのなかでも詐欺グループに関与していた月岡愛莉という女性を身代わりにして、戸籍などを奪った。
村山綾乃の戸籍や住居などは密入国したアジア女性が一時的に、偽装結婚が決まり国籍が得られるまでの期間、日本人として暮らすために使われている。
そのため、村山綾乃は月岡愛莉という別人の戸籍を奪う必要があった。
もともとの月岡愛莉は、輸入雑貨を扱う自営業の店を経営していた。会社勤めではなかったので、すりかわるには適していた。海外旅行で麻薬にはまったジャンキーだったことや、捕まりにくい海外に拠点を作った詐欺グループが得た金の分け前をもらい、店を休業にしていたことも、すりかわるにはちょうど良かった。
村山綾乃は徐麗花の組織に戸籍を奪われたが、別人の月岡愛莉として、性奴隷の人豚にされることから逃れ、今は徐麗花の組織が運営しているデリバリーヘルスの店長となっている。
本物の月岡愛莉は、性奴隷としてオークションにかけられて出荷された。
詐欺グループの連中が徐麗花の組織の幹部だった鄭虎とつながりがあったので、自分たちは徐麗花の組織のメンバーだと吹聴し、海外のリゾート地で豪遊していたので、徐麗花が詐欺グループの連中を始末した。
本物の月岡愛莉も詐欺グループのなかで、自分だけは日本に戻っていたので、そのまま姿をくらませば生き残れたかもしれない。
だが、分け前はしっかりともらったし、自分は詐欺グループと無関係のふりをしていれば大丈夫と油断していた。
まとまった金があるジャンキーは、麻薬を必ず欲しがる。
そこにつけこまれ、本物の月岡愛莉は騙されて呼び出され拉致された。徐麗花の制裁を受け、性奴隷にされて出荷された。
公安、マトリ、警視庁の内部情報を知ることができる元公安潜入捜査官の本条恵美の情報から、月岡愛莉として輸入雑貨店を再び運営すると、麻薬密売ルートの協力者としてマークはされていたが、現在は雑貨店を、麻薬購入資金の足しにするためだったが、たたんで売りに出していたので捜査対象から外されていることがわかっている。
徐麗花の組織が経営するデリバリーヘルス店は、燕杏から一時的に幹部の鄭虎の手に渡ったが、月岡愛莉となった村山綾乃が、燕杏から任されている。
月岡愛莉として輸入雑貨店を経営することは、別人になりすましている上に、マトリから一度マークされた以上は数年は離れておくほうがいいと、燕杏が判断したからであった。
徐麗花の組織の幹部である燕杏が、檜垣隆史の専属メイドになったことも驚いたが、ようやく二人が燕杏の留守を任せてもらえるぐらいには慣れてきた途端に、燕杏が旅行先で結婚するので組織には戻ってこないかもしれない、という話の展開についてゆけず、裏社会に詳しい小峰勝でも戸惑いは隠せない。
檜垣家について、月岡愛莉は知らないが、小峰勝は元刑事で、さらに退職後に裏社会での日本の情報を知っている。
檜垣隆史には、公安でも特別扱いで手が出せず、まして警視庁では、たとえ隆史が何か犯罪を犯したとしても、検察から逮捕令状が出ないので、逮捕できない。

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