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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 255

「快感が浅い?」
燕杏が言うと初音が「ちがいます」と男性と女性の意識回復のちがいについて説明した。
「いえ、快感で自我の失われた意識に到達しないというべきで、それは絶頂した瞬間は無防備で最も危険な瞬間なので、太古の昔はオスが狩りをしていた種族だった頃のなごりだとも思われます。射精したあと、ぼーっとしていたら危険な他の動物に襲われかねないので、すばやく意識を回復してメスを守るために行動するのが、今でも射精したあとで、冷静な気分になるという癖に残ったのでしょう」
(そうなのよね。男性が本能的に第6チャクラに意識が到達したところで満足してすぐに意識が回復して冷静になる癖があるのに、それを女性と同じようにゆっくりと回復するようにするのは、難しいんだけど)
初音の話を聞いている麗が腕を組んで少し考え込む。
「射精の快感を記憶していれば第6チャクラの深さまで何度も繰り返し続けることで、第7チャクラの深さに一瞬でも到達することができるか。それとも別の部分の快感で第7チャクラの深さに到達するかは、やってみないと個人差があるからわからない」
麗は燕杏にそう言った。ぺニスを刺激した以外で絶頂を感じ射精したことがないか燕杏は聞かれ「ありません、あとは夢精ぐらいでしょう」と麗に答えた。
「女性は挿入されなくても、第6チャクラまでは感じやすい性感帯を愛撫されただけですぐに到達してしまうことがあります。軽くイクって状態ですね」
燕杏はこれはわかったらしく、すぐにうなずいた。
わざと敏感な乳首やクリトリス、あとは、その人が好きな急所を外して愛撫して焦らし、その刺激に慣れたころに、いきなり急所を愛撫すると、その刺激を待ち焦がれていたように、びくびくっと快感に反応して痙攣することがあるのを、燕杏は男娼だった頃の常識客へのサービスから、実感としてよくわかった。
「隆史さんはメスイキと言っていました」
「男性でも女性でも、挿入したりされたりした性器からの快感以外でイクこと。さっき初音が説明していた愛撫の焦らしもそうね。あと、男性でも精液を出しまくったあとでも、肛門の中からの前立腺を刺激されると、前立腺は、精子を尿道に送る役割を持つから、射精したときと同じような反応をすることがあるらしいの。反応すると精液が送られた状態、つまり射精した快感を連続で誘発できる、って初音、この説明で合ってる?」
「射精によるオーガズムに慣れてしまった男性には前立腺マッサージは、新たな快感の扉を開くことになるでしょうね。あと肛門は舐められたり、軽くほぐされたりすると、神経が集まっていますから、男女共通で感じる部分なんですよ」
初音は肛門も乳首と同じように、男女共通の性感帯だという話を教えた。
(隆史さんにお尻の穴を舐められたことあるわ)
本条恵美は思い出して、ちょっとそわそわした気分になってしまった。顔も赤らんでいる。初音はそれをちゃんと観察している。
燕杏にはそんな様子もない。
(燕杏さんは、あまりセックスがお好きではないようですね。隆史さんも男性だからじゃなくて、セックスが嫌いな人なので困ってしまったのでしょう。でも、前立腺マッサージで出し尽くしたあとも絶頂したら、隆史さんとのアナルセックスに目覚めるかもしれませんね)
初音は燕杏のアナルを開発する気になったらしい。
谷崎麗に初音は小声で耳打ちした。
「なるほどね。じゃあ、それでいきますか」
谷崎麗は初音の提案を受け入れることにした。

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