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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 249

さらに檜垣隆史が後継者を残すためにつきあっている愛人たちには、女性どうしの同性愛者もいることを燕杏に話してくれた。
また同性愛者ではないが、同性愛者たちから愛されるので思いを突き放すことが苦手で、相手をしてしまう本田綾や別荘で暮らしている彫物師の氷川奏と美少女の中島玲香は隆史とも愛人として関係を持ってはいるが、恋人どうしなことなども燕杏に話してくれた。
本田綾がレズビアンの女性たちとの性的な関係をときには持ちながらも、男性の隆史と親友のような距離感で恋愛関係にある話は、燕杏も男娼として女性客の相手をしたときにどんな気持ちを思い出した。男娼になる前に女性とつきあったが、その女性たちは女性を愛好するレズビアンだったし、女性客たちも性行為は男性器を女性器に挿入されることを望むが、燕杏を美しい女性として愛好する傾向があった。
レズビアンの女性たちや娼館に来る女性客の相手をするときは、相手が快感に溺れるほど燕杏は冷めた気分で相手を観察してしまっていた。本田綾が隆史との関係を持つときには、本田綾が自然で素直な自分でいられているのも想像できた。
燕杏は一度だけしか男性の小峰勝に性的な肉体関係を求めなかったが、恋をしている好きな相手としているときには冷めた気分にはならなかったし、とても興奮した。
小峰勝はゲイではなく、また燕杏を女性に見立てて愛したりしなかったし、ずっと惚れている別の女性もいたので、燕杏の恋は実らなかったが、他に愛人がたくさんいる隆史に恋をして状況を受け入れている本田綾は嫉妬したりしないか、燕杏は気になった。
別荘にいるレズビアンの恋人たちは、隆史のことを愛しているので、自分たちの恋だけでない連帯感があるように燕杏には思えた。
旅に同行している探偵の本条恵美は優秀な女性だが、隆史に対しては甘いところがある。本条恵美も隆史の愛人で、檜垣隆史は資金援助をしているが、本条恵美に他の愛人には頼めないトラブル対応を頼むことが多いようだ。
本条恵美は、檜垣隆史の愛人関係をかなり把握している。それは以前に元公安の潜入捜査官だったときにつかんだ情報や、その後に探偵として、隆史に頼まれて他の愛人たちと関わることが多いためらしい。
檜垣隆史の愛人のひとりに、燕杏を上海マフィアの娼館から拾ってくれた徐麗花がいる。日本に滞在しているわけではないが、隆史に惚れている若い女傑で、世界の犯罪シンジケートに大きな影響力を持つ人物である。
徐麗花は、檜垣隆史の望んだ燕杏を隆史の専属メイドとして派遣させてそばに仕えさせる、という要求をあっさりと受け入れた。
檜垣隆史が日本では、政界をふくめてかなりの影響力を持つ人物であるということだけではなく、愛人たちは隆史が望むことならば受け入れがちで、甘いところがある。
鄭虎に報復するために徐麗花を動かす。そのために檜垣隆史を利用したのは燕杏である。徐麗花に組織のルールを破った小峰勝を抹殺しないよう頼むために、檜垣隆史に協力を求め、何でもすると隆史に言ったのは燕杏であった。
その代償として隆史の専属メイドという牝奴隷としての立場を要求された。
燕杏が望んだ以上の結果。小峰勝とその恋人の月岡愛莉は組織で保護され日本で燕杏の持っていた中華料理店、闇カジノ、デリバリーヘルスの仕事を任されることになった。二人とも徐麗花が許さなければ、小峰勝は抹殺されて行方不明、月岡愛莉は手足を切り落とされた牝奴隷の人豚にされて出荷されていたはずであった。

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