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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 245

「先代当主の雅樹はここでメスイキを恋人とのアナルセックスや〈神眼〉の催眠プレイで楽しみながら、研究していたんじゃないかと俺は思ったんだ。俺の媚薬の効果も、親父の雅樹の残した資料をずいぶん参考にしたところがあるんだ。自己催眠の暗示で、ぺニス以外の性感帯への快感をぺニスへの快感に直結させて射精させる方法を試してみて、ぺニスへの快感よりも別のところの快感か増幅されて射精をしないメスイキを体験したなんて記録も残してくれてあったよ」
「谷崎家の3人の女性たちに伝えられている技は、もしかして、メスイキに必要な技ということですか?」
「たぶん、そうだと思う。メスイキも、催眠から、前立腺マッサージまでいろいろやり方があるから」
本条恵美の質問に隆史は答えた。
「燕杏が本当に気持ち良いやり方を見つけるか、開発するにほ、谷崎家の3人に協力してもらうのもありだと思う」
隆史の媚薬を使われると体のあちこちの性感帯が覚醒してして過敏になって、少し愛撫されただけで絶頂してしまいそうになるのは、男性のメスイキの研究結果を参考にして女性をメスイキさせる方法としての効果を狙って作られている話は、本条恵美には隆史との性体験から実感をともない、よく理解できた。
「たしかに女性は射精しませんからね」
本条恵美はつぶやいてから、ハッとして顔を赤らめた。隆史はその表情を見て、ニヤニヤしていた。
「男性を射精させるようには媚薬は作られていない。それに俺の精液を男性が飲んだらどうなるかは、いちおう親父の精液を飲んだ龍之介さんがどうなったかの記録はあるんだけど、俺は試したことがない。俺にとっても燕杏とすることは新しい試みだから、何が起きるかわからなくて心配ではある」
「龍之介さんはどうなったのですか?」
燕杏が隆史に質問すると、隆史が「いい質問だ」と言ったあと「答える前に、二人とも龍之介さんはどうなったか、思ったことを理由もつけて言ってみて」と言った。
燕杏と本条恵美が顔を見合せたあと、しばらく考えこんでいた。
当てずっぽうで理由もないことなら思い浮かんでも、今までの隆史の話の中にヒントがあるのだろうと本条恵美は考えてみた。
そのあいだに燕杏は、ゲイカップルはこの国ではどのような立場なのかと隆史に質問していた。
同性愛について日本では過去には強い差別あったが、今では自治体でパートナーシップ制度として婚姻ではないものの同性どうしのパートナーシップを認める運動が行われていることを燕杏に隆史は話した。
燕杏は台湾の話を隆史に教えた。
2019年5月から台湾は同性婚ができるようなった。台湾では、2017年5月、憲法裁判所のようなところで、同性カップルも結婚できるように2年以内に法律を改正するか、新しい法律をつくらなければならないという判断が発表され、これを受けて2019年5月に、アジアで初めて台湾で同性婚ができるようになった。

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