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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 243

こうしたやり取りがあり、隆史の愛人の氷川奏のメイド姿を盗撮した動画の情報は、八神渉から徐麗花の元へ、いくつもの海外のサーバーを経由して流出した。
燕杏は、徐麗花からメイド服が届いたあと、なぜこの特注のメイド服なのか説明を徐麗花から受けた。
とても見た目はかわいらしいが、驚くべきことに、格闘するのに適した作りになっていることが、八神渉が盗撮した動画からわかったらしい。
「部屋着としても悪くないわ。出かけるにはちょっとまわりの人たちの服装が地味だから目立つかもしれないけど。燕杏も着たら似合うと思うよ」
徐麗花の部屋着としてメイド服は採用されたらしい。
だから、燕杏の制服となったメイド服は徐麗花とおそろいである。隆史から見るとよく似ているがスカートの裏地がちょっとちがうらしい。スカートをめくられた時、驚いて隆史を蹴り飛ばしそうになるのを、燕杏は股間を押さえて隠すことで回避したが、危なかったのを思い出した。
フェラチオはあまり好きではない本条恵美だが、隆史が膣内射精するとき、気持ち良くなってくれた達成感や満足感もたしかにあると、燕杏が隆史にフェラチオに興奮したことを話しているのを聞いて思った。
それを隆史に言うと、本条恵美に隆史はこう言った。
「体のびくんってなる反応とか、声とか表情で気持ちいいのはわかるんだけど、その直前とか少しあとにどんなことを考えたり思っているかまでは話を聞いてみないとわからないもんだね。俺もセックスした相手が絶頂してくれたら、壊れないか心配はあるんだけど、悦んでくれてよかったって思うよ」
「無反応だといまいちってことですか?」
本当に蕩けきって脱力してしまうと、激しく反応したり、声を張り上げたりはなく、ただ真っ白になって何もかんがえられず、快感に陶酔しきってしまう。
「絶頂しまくったあともずっと気持ちいいのは、男の俺や燕杏にはわかりにくいところではあるけど、女性はそういうものだっていうのはわかっているつもりだよ。男は射精したら、そのあと、あまりぐったり陶酔しきれないで冷静になる瞬間がある」
「射精でひとくぎりっていう感じですか?」
「俺は射精しても勃ちっぱなしたったりもするから、ひとくぎりは、ある程度まで出しきったあとだな」
(隆史様は、風俗店に来たらめんどくさい客だな)
燕杏は話を聞いていて思った。
男娼だったこともある燕杏は、男性客がお金を払っているのにすぐ射精したらもったいないと考えることも知っている。女性客はセックスをして射精したかではなく、自分が気持ち良かったか、つまり添い寝や愛撫とマッサージだけでも納得するところがある。
男性客は気持ち良く射精して気持ちが一度落ち着いてしまえば、サービスの時間が多少短くても納得して帰る傾向がある。
隆史のように絶倫な男性は風俗嬢にしてみれば手間がかかるうえに自分も絶頂させられて次の客が取りたくなくなるという意味で困った客だといえる。
金払いはいいので文句は言わないだろうが、特別料金ぐらいは請求されそうな気がする。
もしくは、風俗嬢が隆史に金を払うぐらいはまるほうが、ありそうな話だと燕杏は思う。
「隆史さんは風俗は使ったりしないものね」
「一度だけ、風俗嬢になりきった公安の潜入捜査官を捕まえるときに、使ってみただけだな」
「そう、あの時だけなんですね」
正確には無職の生活保護を受けているバツイチ女性の阿部美紀を犯すときに3万円を払って犯したことがあり、援助交際をした経験もある。ただし、お金は阿部美紀が隆史に返したので取引が成立していたかは疑問ではある。
ソープランドやファッションヘルスなどに隆史が行ったら燕杏の予想通りになるかもしれない。
隆史が男娼になったら、ゲイでデブ愛好家の男性客に愛されるかもしれないが、女性客は全員、隆史に金を貢ぎまくるだろうと燕杏は思う。
「檜垣家の財産がなくても俺はしぶとく生きていけそうだな」
もしも隆史が男娼になったらという燕杏の予想を聞いて、隆史は苦笑した。

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