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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 213

絶倫な獣のごとく理性を失い、ひたすら命を燃やし尽くすほどのぎりぎりまで檜垣家に捧げられた女性たちを犯したあと、そのまま衰弱して数日後には意識の戻らないまま亡くなる当主も多いが、父親の雅樹や隆史は意識を回復したあと、若返りの湯で湯治をした。
父親の雅樹は荒淫の代償として命を失うまでには至らなかったが、若返りの湯の湯治でも治癒できない陰茎の勃起不全になり、亡くなるまでそれは続いた。
隆史も意識を失い心臓が停止する一瞬もあったが、生死の境を越えて生還した。
先代当主の檜垣雅樹は荒淫な獣と化して女性を孕ませることは成功した。淫獣化の発作で18歳の隆史は多数の犠牲者を出したが、女性を孕ませることはできなかった。
歴代の当主たちよりも隆史の精液には女性を快楽に溺れさせる効果が強いことや、勃起したら萎えにくく、萎えてもすぐに勃起するほど精力が強かった。
19歳の隆史は多数の犠牲者を出したことを悔やんで、自ら作った猛毒で、淫獣化の発作を衰弱することで制御するようになっていた。
この毒物による制御の代償で、疲れが本人の予想以上に蓄積されてしまうことがある。
隆史は猛毒による制御の代償を受けていた。隆史が淫獣化の発作の状態でレイプして女性の心を壊してしまわないようにしたいと隆史が強く望んだ結果だったのだが……。
発作を制御するために、意識不明で脈拍や呼吸も弱まって、いつ落命してもおかしくない状態になるまで、自分の体を追い込まなくてはならなくなってしまった。
猛毒の疲れの蓄積がそうなった原因で、隆史は父親が行った若返りの湯の湯治で疲れを癒すことにした。
麗は10歳だったが、隆史の体が抱きついているうちに体温が戻って、息づかいや鼓動が聞こえるようになっていったので安心したのを覚えている。
隆史は確かに麗が布団に潜りこんできて抱きついていてくれなければ、そのまま意識不明のまま朝には冷たい遺体になっていたかもしれない。
麗は隆史の冷たくなっていく体にふれて、キスをして、抱きついて体温を分け与えることで隆史の回復を促した。
谷崎家の女性が檜垣家の湯治場を任されているのは、そこにたまたま暮らしているから任されているわけではない。
インドでヨガを体で教えられた小峰勝なら、衰弱した状態は全身のチャクラを生命力が循環していないからだと説明されたら理解できるかもしれない。
先代の檜垣当主の雅樹は、性器をチャクラとして使うことで絶倫の精力と相手に射精によって快感を与える性技を檜垣の一族は受け継いできたことを理解していた。
本来であれば全身に循環している生命力を、あえて性器に止めることで体全体に負荷はかかるが絶倫の精力を得る。
セックスを終えて、そのまま全身への生命力の流れが乱れていたり、生命力が不足していれば他のチャクラは発動せずに衰弱して死亡する。
先代当主の檜垣雅樹は性器のチャクラを放棄して他のチャクラを発動させることで生き延びた。
まだ10歳の麗は隆史の全身のチャクラの発動を促し、快感を与えながら回復させた。
自覚して行ったかどうかはともかく、隆史が死にかけていたのを施術で治癒したのは、まだ10歳の麗だった。
医食同源という言葉がある。病気を治療するのも日常の食事をするのも、ともに生命を養い健康を保つためには欠くことができないもので、同じという考えである。
古くから中国にある、体によい食材を日常的に食べて健康を保てば、特に薬など必要としないという薬食同源の考えかたを元にした言葉である。
谷崎一族は治癒師の一族だが、それぞれ得意なことで治癒する技を受け継いでいる。谷崎綾子は食事によって生命力を枯渇させないようにする料理術が得意なようだ。

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