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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 212

食事を終えて、谷崎姉妹は片づけをする叔母の手伝いをしている。
「お好きな時間に露天風呂に入浴できますが、洗い場を清掃する時間だけは使用中止とさせていただいております」
初音は本条恵美と燕杏に説明した。隆史は脱衣場は男女で別だけど、温泉は混浴だと言った。
「あ、私たちは水着を持って来ていますから」
「なんだと、せっかく混浴なのに!」
本条恵美に言われて、隆史がため息をついたのを見て初音がくすっと笑った。
「私は少し酔いが醒めてから一人で入ります」
「あ……うん……そうだね……酔ってのぼせたら大変だもんな」
隆史は口では燕杏にそんな返事しながらも、かなり残念そうだ。
燕杏はまた隆史に、自分の体の秘密を教えていなかった。
本条恵美や燕杏が2ヶ月ほど、事件の後始末や自分の仕事を小峰勝や月岡愛莉に引き継ぐために忙しく、隆史は旅行の約束だけはしていたが、その間ふたりといちゃいちゃすることができなかった。
隆史が温泉に湯治に来たのは、愛人を増やしたのはいいがあまり無理をすると、理性を失う欲情の力も強まるので若返りの湯で多少は無理ができるように精力を回復させておこうと考えたからだった。
父親の雅樹が獣のごとき荒淫の末に隆史を孕ませたあと、衰弱しきった体を若返りの湯で癒し、10年生きることができた。
隆史は獣のごとく理性を失うことがないように、毒物で一時的に衰弱した状態の体にして欲情の衝動を制御しているが、セックスしすぎているとかなり衰弱する猛毒を服用したあと、衰弱から回復しきれない状態、わかりやすくいえば疲れが残ってしまう。
疲れがたまれば急に動けなくなったり、意識を失い気絶してしまうこともある。過去に隆史は疲れから動けなくなりかけて、椎名瑶子に助けられたことがある。
セックスのやりすぎで衰弱して谷崎家の男性は早死にするという噂は、檜垣家の湯治場である若返りの湯があるので衰弱しても回復する以上にやりまくったか、若返りの湯につかることもなくやりまくった、ということになる。
ただし、たとえば2時間のあいだに、勃起して射精できる回数は、個人差があるが限界は必ずある。勃起と射精したあとは、萎えてしまい勃起しても、勃起しきれない中途半端な時間がある。
萎えずに勃起し続けることができる射精回数には個人差がある。隆史は3回射精しても、そのまま萎えずに維持し続けることができるが、30回射精するまでには、萎えて中途半端にしか勃起しない途切れの時間が必ずある。
男性がやりまくるには途中の精力回復の休憩時間が必要になる。女性には快感の高低の波はあるが、男性のようなテンションが高揚しきったあとの精力の途切れがない。
途切れがあることで体力を回復する休憩が男性にはあるが、女性は途切れがないので、疲れきって眠りこむまで、限界ぎりぎりまで一気に突き抜ける。
男性は衰弱しきるまで一気に突き抜けることはできない。ただし、疲れが回復しきれずに蓄積した結果として衰弱することになる。女性と男性ではセックスの快感のちがいから、疲れかたがちがう。

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