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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 22

隆史にも予想外だったことがひとつあった。
名門女子高に通う玲香の恋愛対象は男性ではなく女性で、レズビアンだったことだ。
そして、奏も隆史に出会う前までは男性よりも女性の体や肌に性的な興奮を感じる隠れレズビアンだった。
隆史が別荘から離れているあいだに、二人が姉妹のように仲良く暮らす恋人どうしになってしまったことだった。
「あらあら、そうなのね」
銀座の高級クラブのママ島田理紗子の暮らすマンションの部屋で持ち込んだ冷凍チャーハンをレンジで解凍しながら、隆史は別荘に新しい愛人として玲香を迎えたことを話した。
玲香が作った援助交際グループの女性たちを店の従業員として、給料として客からの報酬を渡し、援助交際していないように見せかける偽装工作に理紗子に全面協力してもらっている。
今年、三十四歳の島田理紗子は、隆史とのセックスの虜となった女性の一人だ。
隆史について理紗子でも詳しい素性はわからない。
店の開店資金を隆史が気前よく調達してくれたおかげで、銀座のクラブの経営者として暮らしていけているので感謝している。
何度も一緒に結婚しなくてもいいから暮らしたいと理紗子から誘いかけても、隆史が気が向いたときに、店やマンションの部屋にやって来るだけ。
別荘の話を聞いてはいるが、どこにあるのかを理紗子は知らない。
「ちゃんとしたもの食べないと体に悪いわよ」
「そっちこそ、仕事とはいえ酒で体を壊すなよ」
隆史はチャーハンを頬ばってとても満足そうな顔をしている。
すごいお金持ちのようなのだが、服装や食べ物にお金をかけている様子はない。
たまにロレックスの腕時計を気に入っているようで使っているのを見たことは理紗子もある。
「さて、理紗子と話をしてめしも食ったし、帰るか」
隆史がにやにやしながら、食べ終わった食器をキッチンに運び、スプーンと皿を洗いながら言った。
理紗子が下着姿になって、洗い物をしている隆史の背後に立った。
「新しい若い娘をかわいがるのもいいけど、私のことも忘れないで」
理紗子が隆史の背中に抱きつき、耳もとで囁いた。
背後から手をのばして、隆史のジーンズの股間の上に理紗子がさわると、隆史が勃起していることがわかった。

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