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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 189

羽田空港から香港まで4時間40分、乗り継ぎで香港に3時間ほど待ち、香港からフィリピンのダナンまで2時間弱で到着する。
小峰勝は地名を聞いて逃亡の旅のルートをすぐに思い浮かべることができた。
「小峰勝は世界中に知り合いがいますから、現地のガイドよりも役に立ちますよ」
燕杏は村山綾乃にそう言うと微笑した。
かつて「狂犬」小峰勝は世界中の犯罪グループのアジトを襲撃して、金を奪っては自分の旅費以外を貧しい人たちに施していた。
だから、その時に恩を受けた人たちの中には小峰勝のために命をかけてもいいという者もいる。
徐蓮花が「狂犬」を自分の組織に迎えたのは、そうしておかなければいつかはどこかの国の犯罪組織から命を狙われるからだった。
いくら幼なじみの女性を逃がすためとはいえ、組織から抜け出せばリスクもあるのは承知の上で、小峰勝は燕杏に組織から離れることを頼んだ。
燕杏は小峰勝の監視役でもある。
「オークションが終われば二人で日本に戻れます。帰国した時に、私はもう組織から追放されているかもしれませんが、運が良ければ再会できるでしょう」
オークションとは、手足を切断された牝奴隷の人豚を競売にかけるオークションのことである。
本物の月岡愛莉が世間から姿を消せば、村山綾乃が月岡愛莉として生活していても判明することはない。
村山綾乃が日本ではなく月岡愛莉としてフィリピンで暮らしたければ、小峰勝だけが帰国して燕杏のところに戻れば組織からは咎められたりはしない。
小峰勝が帰国せず村山綾乃と暮らしたければ、組織から逃げた責任を燕杏は負わされることになる。
「どちらを選ぶかはまだ考えなくても大丈夫です。残念ながら、村山綾乃として日本で暮らすことはできません。帰国して月岡愛莉として暮らすのなら、彼女の財産を使うことができますし、彼女はマンションの部屋を所有していますから、ホームレスにはなりません」
月岡愛莉は輸入雑貨の店をすでに潜伏生活のために閉店して、他人に貸店舗として古着屋に貸しており、毎月家賃収入がある。村山綾乃として暮らしているよりも裕福な暮らしができるように小峰勝は準備しておいた。
ただし、自分の身代わりとして本物の月岡愛莉を牝奴隷に堕としたことを、日本で月岡愛莉として生活していたら、意識することもある。これは小峰勝でもどうすることができない。
潜伏先と村山綾乃のなりすます時の新しい名前を燕杏は教えると、立ち上がりバスローブを脱いだ。
美しい艶かしい女体に男性の性器がついている燕杏の裸体があらわれる。綾乃は事前に燕杏の裸を見ているので驚かず、続いてバスローブを脱いだ。
ベッドの真ん中に体の大きな小峰勝が仰向けに寝そべり、左右に燕杏と綾乃に腕枕をして、三人とも甘く気だるい疲れに身をゆだねて眠り、午前10時がチェックアウトのラブホテルなので、午前9時少し前に三人は起き出しシャワーを浴びた。
「二人ともチェックアウトの時間が……ちょっと、あんっ、もぅ、はぁん、んんっ、二人がかりなんて、ずるい、んあぁっ!」
シャワーを浴びながら、綾乃は二人に愛撫され、バスタブに手をついて燕杏と勝と連続でバックで犯され、二人の放った精液をたっぷり丸みのある尻にかけられた。
小峰勝が綾乃の膣内からペニスを抜いて射精する時、先に射精を済ませている燕杏が小峰勝に濃厚なディープキスをしながら、愛しそうに、逞しい胸板や小さな乳首を撫でていた。

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