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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 179

「気持ちの整理はつきましたか?」
村山綾乃は逃げ出そうと考えているのを見透かされた気がして、ドキッとした。
燕杏はベッドの端に腰を下ろして待っていた。
村山綾乃が隣に腰を下ろすと、燕杏のしなやかな手が肩に乗せられ、唇が重ねられた。
舌を入れてくるディープキスではなく、唇をついばむようなあっさりとしたキスだった。
そのまま村山綾乃は上体を倒されて、ベッドに仰向けにされた。上から燕杏がのぞきこんでいる。
燕杏の手が頬にふれ、すべらせるようにしなやかなな指先で村山綾乃の首すじを撫でる。
「あっ、んんっ……はぁっ、んあっ……」
乳首を唇で吸いながら舐め転がされる。村山綾乃の乳首が勃ってくるのを舌先で楽しんでいるようだった。
左右の乳首を舐めながら、燕杏は村山綾乃のわき腹やふともものあたりを指先で撫でる。くすぐったいような快感が走り、村山綾乃が身をよじる。
デリヘルの客は、愛撫してくる客とホテトル嬢から愛撫されるのを待っている客がいる。
撫でかたも、乳首への愛撫も優しい感じで、乱暴さはなかった。愛撫してくる客はたまに胸のふくらみを乱暴に揉んだり、乳首を痛いぐらい強く吸ったりすることがある。
痛みに眉をしかめていても、感じている表情だと思っているのか、さらに乳首を噛んでみたりする。
そんなときはひたすら我慢している。
燕杏の優しげな愛撫はじわびわと村山綾乃の感度を上げていく。
「さわってみて下さい。柔らかいでしょう?」
村山綾乃の乳首から顔を上げて、燕杏はそっと綾乃の手首をつかみふっくらとした半球型の乳房にふれさせる。
「整形手術を受けたわけじゃないんです。中にシリコンバッグが入っていません、強めに揉まれても平気です」
村山綾乃は燕杏の柔らかいけれど弾力がある乳房の手ざわりを手のひらや指で感じた。
「上手です。女性とセックスしたことがあるのですか?」
「ありません」
村山綾乃は男性が乳房を揉みたくなる気持ちが、少しだけわかった気がした。
手ざわりがとてもいい。
燕杏は体をずらし、村山綾乃の鼻先に自分の乳房を下ろしてきた。綾乃は目の前のピンクの乳首をきれいだと思いながら、口にふくんだ。
ちゅっ、ちゅばっ、ちゅっ、と綾乃が乳首を吸うと授乳をするみたいに燕杏は乳房に手を添えて、吸ったり舐めたりしやすいようにしてくれた。
「かわいいですね、大きな赤ちゃんのようです/
燕杏が艶然とした微笑を浮かべて綾乃に話しかける。
燕杏に乳首を愛撫されたときには、綾乃は思わずあえいでしまったのに、綾乃が燕杏の乳首を愛撫しても、息も乱れず、あえぎ声もこぼさない。
「ふっ……ちゅっ、ちゅばっ……はぅっ!」

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