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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 174

(見た目はキレイだけど、なんか嫌な女だわ)
「あなたピーチパイから逃げましたね?」
「関係ないでしょう。桃花って店の店長さん」
「そうね、関係ない。でも、私のボスはピーチパイを全部譲渡された。あなたはボスのもの、わかる?」
デリヘル「ピーチパイ」を誰かが買い取ったらしいこと、そのなかに自分もおまけでついていたけれど、逃げていたから捕まえられたと村山綾乃は考えた。
「悪いけど、デリヘル嬢をまたやる気はないから」
村山綾乃は稼ぎの良い男性をつかまえて、主婦として暮らすつもりなので、デリヘル嬢にもどる気はなかった。
「で、いくら払えば、嫌がらせされなくなるの?」
「あなた、自分がいくらぐらいだと思ってますか?」
燕杏が目を細め、微笑したまま質問してきた。
「それは私が決める値段じゃないから。買いたい奴が払いたいだけ金を出すだけで」
「あなた、おもしろい。どうすればあなたを高く売れるか私は知ってます」
「どうするの?」
「ひじとひざの下を切り落として、人豚にする」
ハッとして村山綾乃は燕杏の顔を見つめた。
変態じじいの宗よりも、かなりヤバい奴が目の前にいる。
四肢を切断される。傷口は切り株のようだろうか。
ひじや膝から下を切断されたら車椅子で運ばれるか、自分で立てないので赤ちゃんのように這いつくばって移動するしかない。肩やふともものつけねから切断されたら芋虫のように這うか、ごろごろと転がるか。
自分で箸もスプーンも使えないから、雛鳥のように口を開けて、食べ物をもらう。または、床に餌入れ、水入れを置いてもらい、犬のように鼻先を突っ込み飲食するか。
人豚、ダルマ女、人犬、芋虫、呼ばれかたはいろいろあるが、手足や腕部や脚部を切断欠損させて奴隷にする。
買い取られた御主人様が世話をするか、御主人様がいつでも性欲発散の生きた道具として使えるように世話をするかしなければ生きていけない。
侵入してきた男が、宗のことを「こいつがお前の世話をすることになっている」と言ったのは、まさか、そんなことが……。
変態じじいの宗がTシャツ1枚で拘束されているのに犯さなかったのも「いいか、生きるのをあきらめるなよ」と男が言ったのも、ひとつの結論につながっていく。
村山綾乃はひどく青ざめて、恐怖に体がこわばる。体は震えて、歯がカチカチと鳴った。

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