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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 168

隆史なら、媚薬と自分の精液、そして惚れさせてみせるという熱意で、かなりの絶倫なので、一人でも狙った美人を絶頂させまくることができる。
普通の男性では、おたがいに愛し合っていなければ、ただの快感と絶頂止まりで、絶頂の果ての心が満たされる幸福感までには到達しない。
だから隆史は乱交パーティーには興味がない。
八神渉なら他の男に目の前で犯されて絶頂している女性を見て、別に俺じゃなくてもいいのかよ、と思い飽きてしまうだろう。
乱交パーティーでも楽しめるのは、新天満教の信者で元AV女優の吉川愛海ぐらいか。
(群がってくるほど私に興奮して、あんなにみんな勃起して、私のことを犯したいのね。いいわ、気持ちいいことしてあげる)
他人に認められたい願望が強すぎる女性の吉川愛海は全員が萎えきるまで全力で楽しむだろう。
デリバリーヘルス〈桃花〉では燕杏の指示や店のルールに従わないと最後には乱交パーティーの生贄にされるのを知っている風俗嬢は新人に「店長は優しそうだけど怒るとヤバいから。用意してもらったピルを飲んでおくように言われてるなら、ちゃんと飲んだほうがいいよ。私はちゃんとあなたに言ったからね、あとで聞いてませんとか、教えてもらわなかったとか言わないでね」と忠告する。
店に内緒で客と援助交際したのが客が他の風俗嬢に話してバレたなら、乱交パーティー強制参加だが、妊娠したとなると、燕杏にもっと恐ろしいことを囁かれるという噂が風俗嬢たちのあいだでひそひそと話されている。
「産みなさい。産まれたての胎児や出産のときの新鮮な胎盤を買いたいっていう人もいるの」
ルールは他の店と基本的なところ同じもので、他の風俗店よりも働く風俗嬢に対する健康面のサービスや給料は優遇されているが、油断して勝手なことをしていると、他の店ではありえない制裁が待っている。
もともと犯罪グループが給料の未払いもあるほどいいかげんに運営されていたデリバリーヘルスだった。働く風俗嬢もそのいいかげんさに慣れていく者も多かった。
その結果、店の客として接するのではなく、金を貢ぐ男としか考えなくなり、ひどく執着されて風俗嬢の村山綾乃は刺し殺されそうになった。
それでも村山綾乃は賭けに勝ったと思っていた。
彫刻のように美しい体つきの阿部美紀も、隆史と出会う直前は、自分に好意を持って近いてきた男性に対して、貢がせて利用するものとなめきっていた。
阿部美紀は濃密な肉体関係を持った隆史に惚れてしまい、惚れた相手を利用しようとは考えない。阿部美紀は隆史が自分の思い通りにならない男性なのは承知の上で惚れきっている。
10億円を目の前に置かれ、隆史をあきらめたらこの金をあげようと言われても、阿部美紀は金なんかいらないと言い切るだろう。
村山綾乃は24歳でキャバクラ嬢からデリバリーヘルス嬢と転職して、金があれば幸せがつかめるという思い込みを強めていった。
金があればえばってタバコに火をつけさせたり「あー、黙ってろ、ブス」と酔って暴言を吐いても、金を払う客というだけで許されている。我慢しなきゃならないのは、金がないからだという考えを持った。
キャバクラ嬢よりもデリバリーヘルス嬢のほうが稼げたが我慢することはたくさんあった。手首が腱鞘炎になりかけるほど疲れていて、しゃぶりつかれてあごも痛いのに、手こきをして、しゃぶり続ける。金がもっとあれば、こんな我慢はしなくていいはずだと思った。

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