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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 166

闇カジノの摘発は行われなかった。
摘発する直前に荒稼ぎして閉店した。
裏物のスロット台やパチンコ台は、そのまま置き去りにされていた。高レートのインターネットバカラに接続していたパソコンは丸ごと持ち出されていた。
儲けの大きなほうを隠し、裏ロムのついたパチンコ台・スロット台は、インターネットを使った賭博から捜査の目をそらすためのおとりである。
闇カジノが閉店した直後に除蓮花は闇カジノを利用していた客のうち、デリバリーヘルスを利用している客へ風俗嬢を使って、闇カジノが半年後には再開する噂をしっかり伝えさせた。
閉店三日後には闇カジノのあったビルの不動産屋、これは風俗店のあるビルと同じ不動産屋だったので、そのまま置き去りにされた不動産屋では処分できない裏物のパチンコ台・スロット台を引き取ることを条件に、そのビルのカジノと事務所として使われていた5階、6階をそっくり再契約した。裏カジノはさすがに営業許可は出せないので、そのビルの2階を中華料理店として買い取り、5ヶ月の時間と金をかけて改装した。
中華料理店で裏メニューを注文したあと、白酒(パイチュウ)の貴州茅台(マオタイ)酒を注文する。その時、店員に12桁のパスワードを書いたメモを渡すと、裏カジノのある5階と6階へ客は案内される。
裏メニューは、豚の角煮、刀削麺(ダオシャオミエン)、クリームバフェの三品のどれかで、そのとき酒のつまみがほしいなら和食の豚の角煮、がっつり食べるなら刀削麺、スイーツがほしいならクリームバフェ。〈慶龍飯店〉の裏メニューは、かつて隆史が除蓮花とデートしたときに、おいしいと言った食べ物である。
12桁のパスワードは裏カジノ会員番号で、これを入手するにはデリバリーヘルス「桃花」でカジノに会員登録することを風俗嬢に伝えておく。
次に予約を入れるとき「おすすめで」と伝えて、店で選ばれた風俗嬢に身分証か住民票を見せる。
指定された風俗嬢はそれを記憶して事務所に報告する。
三回目でやっと客はパスワードが教えてもらえる。
闇カジノでは現金は使えない。
現金分のクレジットのポイントが会員カードに5階のカウンターで入れてもらえる。
会員カードをうまくカジノ内でスキミングしてコピーして持ち出しても、コピーしたカードと当日の使うカードの会員データの裏コードの変更が〈慶龍飯店〉で裏メニューを食べてカジノ入店待ち時間にランダムで行われている。
偽装カードを使えばエラー表示が出て遊戯はできない。
できるとすれば会員カードの外見をそっくりなカードを作り、現金のクレジットあるカード、または遊戯してクレジットを貯めたカードをコピーして、どちらも換金するためにカウンターで渡さないといけない。
クレジットを闇カジノから退店するときに精算して0にする。精算分は後日、指定口座に振込される。
当日に客は現金を受け取るわけではない。

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