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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 162

ストーカーが失踪者探索サイトで、転居されて見失ったターゲットを失踪者として情報提供を求め、そこで買い取った情報から、不法侵入してターゲットをサバイバルナイフで脅すはずが腕を刺してしまい逃げ出した。
隆史が失踪者検索サイトの調査を公安にふった結果、情報提供を求めた依頼者と失踪者、どちらも調べたところ、ストーカーに刺された被害者は、失踪者として情報提供を求められていた。依頼者はインターネットカフェからサイトに書き込みをしていたが、その端末があるブースを利用していたインターネットカフェの会員情報から、名前や住所が判明した。
犯行現場から、その住所までの監視カメラの画像記録から傷害事件の容疑者として、失踪者情報を募集した依頼者を逮捕した。
ストーカーは覚醒剤も使用を、ガサ入れで発見されたので認めたが、マトリからは転売目的の所持の疑いありと、警視庁に情報提供された。
押収されたパソコンから、違法薬物を密売するサイトの運営者だとサイバー犯罪対策課からの情報が判明したが、こちらの情報はマスコミには伏せられた。
このストーカーは、失踪者検索サイトのデザインなどをプログラムしていて、他にも無許可の風俗店(デリバリーヘルス)のホームページ作成など、プログラミングをして収入を得ていた。
その他にも、スキミングされたクレジットカードの暗証番号の解析も行っていた。
ストーカーは、八神渉に隆史の別荘から中島玲香を拉致を持ちかけた犯罪グループの一員だった。
司法取引を持ちかけると、犯罪グループが、詐欺、違法薬物の販売、無許可風俗店の営業、違法カジノの運営、改造拳銃の密売……犯罪グループが手広く稼いでいることが判明した。
しかし暴力団とのつながりはない。
元暴力団組員のグループに警察から「ピーチパイってデリバリーヘルスについて、何か知ってるか?」と連絡が入る。
それは、警察が摘発するのがめんどうだから、乗っ取っても強盗してもいいから、処理しておいてくれという意味の情報提供である。
警察と元暴力団組員たちの元締めは裏でつながっている。
失踪者検索サイトを調査することがきっかけとなり、犯罪グループは壊滅まで追い込まれることになった。
八神渉の口封じさえしようとしなければ、犯罪グループは解散することもなく海外の組織とのつながりを広げて、さらに利益を求めることもできただろう。
隆史が肝のすわった奴だと感心してせっかく逃がしてやった八神渉を犯罪グループは、隆史に報復されないようにと考えて始末しようとした。
それこそが、まさに逆効果だった。
八神渉はこの犯罪グループ摘発や元暴力団組員らによる犯罪グループの裏事業の横取りなどに巻き込まれなかった。
隆史もまた直接の関与は一切しなかった。
探偵の本条恵美は、この騒ぎの捜査協力者として公安や警視庁から頼まれ、不本意ながらあれこれと手伝うことになった。
本条恵美は元潜入捜査官で檜垣隆史の愛人だから、探偵としてはありえないほど強引な手段で調査などをできる、というわけではない。本条恵美は、いろいろな組織に協力して貸しを作ってあるからこそ強引な調査もできる。

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