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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 150

失踪した家族を探している人はけっこういることを闇カジノで知り合った客の中年男から教えられた。
木の葉を隠すなら森の中、人が多い街中にまぎれこんでいる失踪者はかなりいる。
しかし、野宿していたり、自分の車で寝ているのでなければ、目立たないが、宿泊施設を利用したり、若い女性なら援助交際で客の部屋に数日滞在したりしていれば、案外探すのは難しくない。
闇カジノのアルバイト代を海外のネットカジノで数日で使いきり、失踪者探しの手伝いを八神渉は始めた。
キャバクラの仕事がある、寮の部屋が用意できる、食事の手当金の支給もあり、働いてみて無理だと思えば3日で辞めてもいい、と嘘をつき、疲れている女性の失踪者をファミレスや居酒屋などに連れて行く。金を払わず店を出れば無銭飲食になる状況にしたら、キャバクラの店の店長が来て簡単な面接があるからと、簡単な業務内容の説明などをする。
そうして時間稼ぎをしているあいだに、中年男が失踪者を探している依頼人を連れてきて失踪者と引き合わせる。
中年男からの報酬は1万円から3万円。
こうした失踪者探しで日銭を稼いでいると、自分の取り分はどのくらいなのか気になってくる。
失踪者の探索を依頼するインターネットサイトの掲示板から、闇カジノの客の中年男が依頼人と接触して、八神渉に探させていることに気づいた。
情報提供求むという書き込みもあり、マンガ喫茶でよく来る客をチェックしている店員の情報や援助交際で会った、公園で見かけた、などの情報を売っている者もいる。
これは情報提供の謝礼としては500円から2千円。
失踪者の探索は報酬額は安くて10万円から30万円。
それ以上の「謝礼」=報酬を提示しているネタは、借金取りか多額の負債がある債権者を探しているとか、覚醒剤を持ち逃げした売人を探しているとか、わけありの人探しだったりする。
元手は2千円あればその情報がガセネタでなければ、あとは自分一人で失踪者を見つけ出して逃がさずに依頼人に引き合わせられたら報酬は受け取れる。
八神渉は闇カジノの客の知り合いを通さずに、自分で掲示板の情報を使って失踪者探しを始めた。
たまたまテレクラや出会い系サイトで援助交際希望の女性が来たら失踪者だったとか、ナンパしていてさっさと目的があり移動している歩行者とは違い、待ち合わせのように動かなかったり、あたりをうろうろしている女性がナンパしてみたら失踪者だったなど、失踪者を探していないが偶然、見つけられることはある。
八神渉はマンガ喫茶で最近よく泊まりで利用している女性客の情報を1万円で買った。ネット上で顔が公開されている失踪者の画像と、情報提供された泊まりに来ている女性の顔を、自分もマンガ喫茶に泊まりで張り込みして見比べて確認した。
派遣で日雇いのアルバイトをしながら、実際はマンガ喫茶泊まりだが、身分証の住所で派遣会社に登録して、その時に入れる仕事を拾い週払いで受け取り、失踪生活を続けているネットカフェ難民のなかに失踪者を見つけた。
「お金を払いますから、見逃して下さい」
八神渉は家賃を滞納しているワンルームのアパートに失踪中の女性を「ただで泊めてあげる」と言いながら、嫌なら依頼人に連絡して引き渡すと脅して、連れ帰った。
八神渉は太めの体型の女性を豚と罵るほど嫌いなのだが、二週間あちこちのインターネットカフェやマンガ喫茶を張り込みして見つけた失踪者だったが、見た目は中肉中背の女性で、顔立ちも普通な感じだったので、引き渡すよりもレイプするほうを選んだ。
警察に訴えれば、身元を聞かれ、失踪者だとわかり、探されている相手に連絡されかねない。だから、レイプしても相手が警察に訴えられないのを利用することにした。
ソープランドに行ったり、街でナンパしたり、ガールズバーやキャバクラに通ってくどくよりも、かなり安上がりで性欲処理ができると考えた。

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