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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 141

光峰晶は隆史とセックスをして牝の悦びを教えこまれてしまった。ナンパについて行ったときに、悦びをあたえて欲しいと望んでいた気がする。
望んでいたが期待はしていなかった。
隆史は予想以上に優しく、光峰晶がリードしなければと思うほどだった。それが、セックスしているうちに隆史にたっぷりと犯され、牝の悦びを教えこまれてしまった。
もう隆史とのセックスを知らなかった頃の自分には戻れない気がする。
帰宅してベッドで眠るとき、隆史の眠っていたあたりをそっと撫でて、光峰晶は思わずため息をついていた。
胸がせつなさで痛くて、どれだけ自分が淫らで愚かなのかを思い知らされる。
(まさか、私がこんな大人になって恋をするなんてね)
隆史は夜中に別荘に帰ると、館を見廻りしている氷川奏に見つかった。
「おかえりなさいませ、御主人様」
「まぶしい。奏、夜中の3時だぞ。起きてたのか?」
ランブ型の電灯を手に、深夜でもしっかりメイド服姿で隆史を照らしている。
「そろそろ御主人様が帰ってくる頃かと思いまして」
「嘘だな、留守のあいだに何かあったのか?」
隆史はランブ型電灯に照らされている顔色ひとつ変えない氷川奏の整った顔立ちを見つめた。
食料を運んでくる元組員のうち新人の若い男性がはぐれてしまった。その新入の男性が館に運良くたどり着けたら、深夜でも保護しようと奏は館を見廻りしている。
「玲香は寝てるのか?」
「ええ、一緒に見廻りすると言っていましたが、何かあったら嫌なので、私だけで」
中島玲香は華奢な体つきの美少女で、格闘技などの心得はない。氷川奏は合気道や棒術などの心得があり、刃物を持った素人ぐらいが相手なら自分の身を守ることはできる。ただし、中島玲香の身を守りながらとなると、動きは鈍くならざるえない。
「たまにいるんだよな、館に金目の物があるんじゃないかって強盗(タタキ)に入ろうとするバカな奴」
隆史がそう言って、奏に「番犬でも飼うか?」と笑った。
隆史が高級腕時計を街でつけて歩いているせいではあるのだが、金が用意できなければ落とし前で何をされるかわからない奴らが、隆史の館の食材などの運搬にまぎれこむことはある。
隆史の館の周囲の樹海は電波障害で携帯電話も使えない。
基地局から離れていても、地理・気象の条件によってかろうじて電波が届いているエリアに隆史の館はあり、また館には電波を送受信できる特注の装置がある。それを作動させれば樹海の館の中でもスマートフォンでネットゲームもできる。
隆史が留守の間は、通信装置は基本的に使われることはない。氷川奏には緊急時には通信装置を使うように教えてあるが、中島玲香にはそんな仕掛けが別荘にあるとは隆史は教えていない。
奏や玲香の急病やケガなどの不測の事態に対する通信手段なのだが、強盗に来るせっぱつまった連中はそれを知らないので、警察に通報されることもないと油断していることがほとんどである。
隆史の別荘には、無断で侵入してくる犯罪者に使うための毒物が用意されている。
隆史の別荘に樹海を歩いて荷物を運搬できる者は限られており、強盗目的の犯罪者はベテランの運搬係ではなく必ず新人である。
見慣れない新入りが運搬に参加すると、樹海の中でベテランの運搬係たちに「誰に頼まれた?」と尋問されて、受け答えしだいでは暴行されて、樹海に置き去りにされる。

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