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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 118

レイプされたい願望が本当はあって、隆史と出会ったことで隠れた性癖が目覚めたのかと思ったが、それはちがっていた。
昏睡させられ、拘束されたあとレイプされてみて自分にはレイプされたい願望がないことがよくわかった、
倉持志織が隆史にクンニで愛撫されているのをみて、嫉妬した。その場では嫉妬と思わなかったけれど。
隆史が宿泊している高級ホテルにごっそりと呼ばれ、美紀は隆史とセックスをしてみて、自分の気持ちを確かめたかった。
美紀は自分から相手に惚れることは今までなかった。それは離婚した夫や、貢がせていた松崎誠治もふくめて。
しかし隆史に対しては、美紀のほうが惚れた。
それを実感してしまった。
隆史は容赦なく美紀に膣内射精する。隆史の子を妊娠するかもしれないが、隆史が美紀とのつながりを強く持とうとしてくれていると勝手に美紀は思いこんだ。
隆史は他の愛人たちにも膣内射精しまくっているが、それで愛人の誰が妊娠したとしても、その後の生活保証などは完璧といえる。
隆史は檜垣一族の当主として、という考え方は嫌いで自分が気になった女性に媚薬を投与してレイプしている。
媚薬は今まで檜垣一族が試行錯誤、つまり女性たちに投与して今の効果があるものになった。
檜垣一族の妊娠させにくいが、女性にエクスタシーを起こす精液についても、解明しきれていない。
檜垣の当主は媚薬をより良い安全なものにすることや檜垣一族の体の謎について解明しなければならない。
同時に、毒に対して耐性がある体質の後継者を、手を出した女性たちの中から孕ませて育て上げなければならない。
隆史は、檜垣一族なんて滅びてしまえばいい、とさえ思っている。
美紀は隆史のそうした事情を知らない。別荘で暮らしている彫物師の氷川奏と17歳の美少女にして奏の恋人である中島玲香は隆史の檜垣一族としての事情を把握している。
人身御供ではないが、檜垣の当主が気に入った女性が自分の妻や娘だった場合、当主に捧げることで見返りを受けることが、この国ではずっと続いている。
氷川奏と中島玲香は愛妾として隆史に捧げられたので、隆史の裏事情を把握している。
元公安の潜入捜査官で、現在は探偵として活動している本条恵美は、隆史が檜垣一族の当主として人脈を持ち、権力を握っていることをよくわかっている。
美紀はそうした事情はわかっていないが、隆史が裕福なことは高級ホテルで滞在していることから察している。
「隆史さん、あの、これ。あのときのお金」
美紀はバックから封筒に入れてある3万円を取り出し、隆史に手渡した。
倉持志織の保護団体のビルに行ったときも、隆史に返すつもりでバックに入れてあったのだが、昏睡レイプされたりして返すタイミングを美紀は逃していた。
「美紀、ホテルに風俗嬢を呼ぶのは、デリバリーヘルスだっけ?」
「風俗嬢だったら大問題よ。中出しをしたら罰金払わされるよ。それに私は、風俗嬢じゃないもん」
自分の価値は3万円なのか、と隆史に言われてすごく悔しかったことを美紀は隆史に話した。
「もしも、私が風俗嬢だったら、お客さんにこんなにサービスしないから。とにかく、これは、返すから」
隆史に、レイプするなら金を払えと金で体を売ろうとした美紀だが、お金を返すのは美紀のプライドの問題らしい。
「隆史さんとしたいからホテルに来た。お金がほしいから隆史さんとするわけじゃないの。好きな人が会いたいっていうから、ホテルに来たの、わかる?」
美紀が隆史のことが好きって言う照れもあり、少し怒ったような早口で言った。
隆史も惚れて、椎名瑶子の仕事帰りにベンチで待っていたことがあるのを思い出していた。
隆史は結局、椎名瑶子が結婚する直前にレイプして寝取っただけでなく、アナルセックスまで調教して、隆史なしではいられないようにしたが。
阿部美紀が淫らに積極的に誘ったのは、隆史の気持ちをつかみたい恋心だったと隆史は理解した。
美紀は媚薬と隆史の精液で、隆史に対して欲情するようにされてしまったのを恋だと思いこんでいるんだろうと、隆史は思ったが、あえて言わずに封筒を受け取った。

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