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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 1099

星野舞も檜垣隆史から救われた少女である。隆史とは〈天使の涙〉の禁断症状の死への強い誘惑から救われたとき、セックス直前の前戯の段階で、隆史からまだ舞は子供だとセックスすることをおあずけされてしまった。
憧れの天満教のリーダー倉持志織のように、いずれは隆史の愛人になりたいと星野舞は望んでいる。
檜垣隆史は舞にとって命の恩人であると同時に、尊敬している大人の女性の倉持志織に近づけてくれる存在として、とても気になっている。
島袋琉と星野舞は思いを寄せあっているが、それは淡い感情で、同性であることもあり、それが恋だと気づいていない。
河井望は以外とそうしたレズビアンの恋には敏感で、島袋琉をモデルに星野舞が絵を描いているときは、ふたりだけの時間にしてあげようと望なりに気づかいしている。
島袋琉は、もともとはゲイの化学者アルベール・レノに惚れられてアナルでのセックスは経験済み。
星野舞は、天満教の教祖だった北川天からドラッグの〈天使の涙〉を手に入れるためにフェラチオまでは教え込まれている。さらに檜垣隆史からクンニされて、絶頂した経験がある。
島袋琉と星野舞は、そうした経験から自分たちがレズビアンだと思っていない。
ノンケとは「none気」のこと。
ノンケの「気」とは、同性愛の恋愛傾向のことで、その気がないこと、すなわち同性とのセックスに興味を持たない異性愛者のことを指す。
河井望はノンケだが、同性愛の恋愛に嫌悪感を抱いていない。むしろ同性愛の恋愛を描いた小説やマンガやゲーム作品を、フィクションとして愛好している。
島袋琉と星野舞のふたりは処女。しかし、性体験でいえば、ふたりは過激な経験をしていて、性欲について柔軟に考えて受け入れているところがある。
吉沢真麻には、恋愛や性欲に関する話題に対して、あまりいい気分はしない傾向があった。
無自覚なレズビアンの3人のうち、吉沢真麻は憑依した姫野真帆の亡霊の影響もあり、恋愛や下ネタなどの話題に、かなり苦手という意識を持っている。
亡霊に憑依されていても、本来の趣味や嗜好に何も影響を受けない人がいる。
本来の趣味や嗜好が憑依している亡霊と似ているので、同調が進んでいて影響を受けているが、結果的に影響を受ける前と大差ないことがある。
恋愛や性欲、性行為に本当は興味があるが、それを他人に知られたくないと思う奥手の恥ずかしがり屋な人もいる。河井望は、吉沢真麻に18禁のオンラインゲーム「聖戦シャングリ・ラ」をおすすめした。

「うーん、そっか、あのゲームはよっしーには刺激が強すぎたかもね」
「ごめんね、望ちゃん」
「よっしーは見た目もかわいい清楚系だもんね〜、気にしなくていいよ、私のほうこそ、なんかごめんね」

真麻は恥ずかしそうな表情で、河井望に「聖戦シャングリ・ラ」をおすすめされた翌日、望に嫌われないか心配しながら、オンラインゲームには参加しないことを、少し緊張して話した。

「望ちゃん、でもゲームの絵ってきれいなんだね、びっくりしちゃった」
「ふふっ、よっしー、あのイラストは、美術科の講師のメイプル先生が描いてるイラストなんだよぉ」
「えっ、そうなの、すごいね!」

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