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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 1097

姫野真帆の亡霊と月虹学園に転入してきた吉沢真麻の引き起こしている淫夢は、学園の女子寮にどんな影響を起こしたか。

「ドラッグの噂を聞いたら、すぐに〈パンドラ〉に知らせてくれ。あと、何か使われたらすぐに俺が治療するから」

檜垣隆史は、月虹学園に蔓延しているドラッグの影響が出ないか警戒していた。
月虹学園に非常勤講師として招かれたエロマンガ家のメイプルシロップこと緒川翠は、もしも月虹学園で不穏な噂を聞いたら銀座の高級クラブ「パンドラ」の店長の島田理紗子や副店長の本田綾に連絡するように檜垣隆史から頼まれていた。銀座で評判のふたりの美人は、緒川翠と同じように檜垣隆史の愛人たちである。
緒川翠は、もともとはレズビアン。
檜垣隆史にマンガ喫茶でレイプされたことで、男性でも隆史だけとはセックスするようになった。
銀座の美人ホステス本田綾が隆史の愛人になるとき、緒川翠も隆史と一緒にひと芝居打ったことから、本田綾と緒川翠とはつながりがある。
月虹学園の女子寮に暮らす女子高生の星野舞は、天満教のリーダー倉持志織とつながりがあり、またボーイッシュな美少女の女子高生の島袋琉(しまぶくろれん)とは親友である。
月虹学園で何か不穏な噂があれば、銀座の高級クラブ〈パンドラ〉の島田理紗子や本田綾や倉持志織から情報を聞き、隆史は月虹学園で起きているドラッグ関連のトラブルの対応をするつもりでいた。
死の運命の犠牲者となった吉沢亜紀子の娘である吉沢真麻が、母親の亜紀子に手放されたように月虹学園で暮らしている。
美人祓魔師の鏡真緒は、公安の潜入捜査官の斎藤吾朗と死の運命の犠牲者が出ている地域の鎮めの儀式を行った。
吉沢真麻は、鎮めの儀式が行われた地域から離れて、月虹学園で母親の死後も暮らしている。吉沢真麻の親友であった「真帆ちゃん」は母親の姫野紗季に刺殺された死の運命の犠牲者だが、姫野紗季が吉沢真麻の母親の亜紀子に恋をして行動していていた。自殺した紗季は、亡霊となり死後に死の運命を招く怨霊に取り込まれて、浅見美代子という主婦を使い愛していた吉沢亜紀子を殺害させて、怨霊として引き込んだ。
姫野真帆はまだ子供だったが、吉沢真麻にレズビアンとして恋をしていた。姫野紗季が、吉沢亜紀子に同性愛者として恋を秘めて自殺したあと亡霊となった因縁を繰り返すように、刺殺された娘の真帆も亡霊となり、吉沢亜紀子の娘の真麻に憑依している。
ドラッグは月虹学園に持ち込まれてはいないが、吉沢真麻が母親たちの因縁を受け継いでいることで、死の運命の招く怨霊の力が因縁として学園にトラブルを引き起こしかけている。
ボーイッシュな美少女の島袋琉は、沖縄の巫女ユタの末裔でもある。島袋琉は檜垣家の当主の条件のひとつ、毒物への強い耐性を受け継いでいるだけではない。
島袋琉の祖母の島袋キヨは、琉に巫女であるユタの役目を継がせ、自分が亡くなって他に島袋家の守る大人がいなくても、琉が強く生きていけるようにユタとして育て上げるつもりでいたが、4歳にして檜垣家から強い毒性の耐性の資質を授かったとき、琉自身の生き方を選ばせるしきたりに従い、修行の旅に出した。
その旅で琉は、化学者アルベール・レノと恋をした。その後、失踪したアルベール・レノの残した危険な遺産を琉は手に入れた。その人生の旅はまだまだ続いている。
島袋キヨは、孫の琉が自分と同じ巫女のユタになるかどうかではなく、琉自身が後悔しない人生を生きぬいて天寿を全うできることだけを願った。

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