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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 1094

歳下の珠理と詠美に愛撫され、生徒の貴哉に犯されながら、強い力で引き出された牝の快感に溺れた。
その後、泉京也と交際してセックスをした時は、快感よりも嬉しさがあった。激しすぎる興奮と快感は、胸が締めつけられるほどのせつなさが強かった。
安らぎと優しさに心が満たされ、まるで幼児のように甘えていたくなる京也とのセックスに、坂本明美はしあわせを感じた。
原田珠理や山口詠美のことは、美しくてとても可愛らしく妹のように思える。教え子の榊原貴哉にも歳の離れた弟のような気持ちもある。そんな3人から淫らな牝の愉悦を教えられてしまい、明美には後ろめたさもあった。
京也とのセックスには背徳的な後ろめたさや、胸を刺す悲しみはない。
疱瘡神の隠(おぬ)の3人とセックスした時に、満たされない心を全身全霊で抱き合って満たしあっているような深い悲しみを、明美は快感と同時に感じていた。
泉京也は調教師の裏稼業をしていない時は、小さなBARを経営していて、バーテンダーとして店に立つ。
朝の始発前の朝4時までは店を開けていることはあるが、客がいなければ夜中の2時に店を閉めてしまうこともある。
酔いつぶれた坂本明美を店内に残して、泉京也は店を閉めた。
深酒をして帰れなくなった坂本明美をこの夜、なぜ犯してしまうほど激しく欲情したのか、京也には自分でよくわからない。坂本明美は、閉店後の店内で京也に抱かれながら、愛しさを感じて甘えた。心の埋められない不安のようなものを快感で忘れようとするようなセックスではなく、京也が膣内に射精したあとに、汗ばんだ肌を重ねあったまま、ただそこにあるだけで愛しいと許しあっているような感覚に包まれて、いつまでもそうしていたいとふたりで思っていた。
膣内から逆流してきた白濁した京也の精液がぬるぬるとしていて、明美は京也に中までぬるぬるしてることを囁いて、ぎゅっと抱きつくと、京也も明美に抱きついて、そっと唇を重ねた。
坂本明美は疱瘡神の隠(おぬ)の3人と淫らに交わった結果、心から求め合う相手を感じ取れるようになっていた。
竹田裕子と息子の哲も、ただセックスする以上の安らぎや幸福感を、近親相姦の一線を越えたあとで感じていた。
調教師の泉京也の調教記録に雇われて参加していたアルバイトの男優たちは、かなりの女性を相手にセックスしてきた。しかし、それほどの安らぎや幸福感を感じたことはない。興奮や射精の快感はあるが、なんともいえない安らぎと幸せな気分に包みこまれる感じはない。疲労の気だるい眠気ぐらいだろう。
世界は想像力でつながっている。
幻想界と日常の世界は、同時に重なりあって存在している。

母親に刺殺された姫野真帆の亡霊は、女子高生になった吉沢真麻と憑依して、同化しているような状態になっている。
中途半端な霊能者は、吉沢真麻に別人の姫野真帆という少女の亡霊が憑いていることに気づかないだろう。
吉沢真麻は真帆の記憶を忘れかけている。
真麻の母親の吉沢亜紀子が、ジャンキーの脇田友之と不倫関係にあった浅見美代子と刺しあって死亡した。母親の葬儀の日、真麻は泣きもせず虚ろな表情のまま、まさに心ここにあらずという様子であった。
真麻は葬儀のことを思い出そうとすると、たしかに母親の遺骨まで拾って墓に納めたはずなのだが、夢のように自分の行動を見つめているような感じ、自分が自分ではなかったような気持ちになっていた。
宮原清に身体を弄られ愛撫された時のことも、どこか曖昧な記憶しかない。

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