調教師の泉京也と協力して、牝奴隷にするためにキメセクで輪姦した男性たちは、元はＡＶ作品に参加している男優たちである。ＡＶ撮影や制作が法改正により難航した結果、人気のＡＶ女優だけでなく、男優たちも収入が減少した。
レズビアンの女性たちを犯して元ＡＶ男優たちは、彼女たちに男性とのセックスの快感を教えようとした。この努力と挫折の一部始終を泉京也は撮影していた。泉京也は映画監督になりたいという夢があったが、調教師になってしまった。しかし彼は裏社会で大金を稼いで、映画を制作するつもりなのである。
以前なら記録された映像や音声をＡＶ作品として制作会社に売ることができた。
法改正で、出演する女優と契約後すぐに撮影ができなくなり、さらに素人の女性の性行為を無断で撮影することも法に抵触する。しかし、腕前が鈍るのが嫌な泉京也は、あえて興味を持って撮影してみた。
その映像のうち隠し撮りした映像に、泉京也は興味を持った。辱しめられたあと３人はお互いの身体を愛撫して慰め合っていたからである。
ドラッグで快楽に溺れやすくされたあとで、男性たちに集団レイプされた時よりも明らかに短時間で恍惚とした痴態をさらしていた。
泉京也はオークション会場で、入札する顧客たちに、レイプされている３人の姿とその後に隠し撮りされた痴態の映像を短編映画のような調教記録として編集して提供した。
他の調教師は調教の結果として、牝奴隷が要求した命令に従う様子を御披露目するだけだが、泉京也はその過程を記録しただけでなく、同性愛の女性たちが、薬物の依存やレイプされた心の痛みに耐えるためにお互いを支え合っている姿を映像作品として見せつけた。
調教された牝奴隷の従順さを入札する客にアピールして、調教の腕前を見せつける他の調教師と、泉京也には明らかにちがう趣向があった。
泉京也は女性が牝奴隷に堕ちていくことを受け入れる瞬間を撮影したかった。その一瞬を京也の撮影した映像を見て感じた客は、自分が調教師になってオークションに出されている牝奴隷を調教した気分を感じた気がした。
３人のレズビアンの牝奴隷の映像を見ていた客たちは、輪姦され、ドラッグを摂取させられても、調教されきっていないことに気づいて、入札額は他の牝奴隷よりも上乗せが早かった。
牝奴隷として命令に従うことで考えることも捨て道具のようになった女性より、辱しめる楽しみがあると客たちは感じたからだった。
京也の出した未完成の３人のレズビアン牝奴隷たちは、最近のオークションとしては破格の価格で落札された。
落札した蝶の仮面の女性はレズビアンであるのは、オークションに参加していた他の客たちも知っていた。
客たちは世間に情報を知られないように正装をして、顔の半分を仮面で隠して、ネットを通じて画面ごしでオークションに参加している。
調教師たちは、京也の未完成の牝奴隷が破格の価格で落札されたことに驚いた。
３人の牝奴隷を落札したパピヨンという名で呼ばれる客がレズビアンだとしても、未完成の牝奴隷を落札した理由がわからなかったからである。
オークションにレズビアンの客も参加することは珍しくはない。