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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 1078


「ふっ……ハハハッ!」

青年は笑い出した。自分の性器が勃起してきたからだった。大麻リキッドを吸引すると、勃起するのが癖になった気がしてテンションが上がった。
ベッドの上では、全裸に剥かれてすでに青年に膣内射精をされて、股間のあたりがぬるぬるしている人妻が、大麻リキッドの蒸気を吸引した効果で、恐怖は麻痺してしまい、笑い声に気づいて、青年の痩せているが筋肉が引き締まった感じの背中を潤んだ目つきで見つめていた。
青年がベッドに上がって、人妻の身体にかぶさるように抱きついてきた。青年の体の重さに、人妻は興奮してめまいを感じるほど胸が高鳴った。
人妻は青年の背中に爪を立てる。
人妻のネイルサロンで美しく手入れされた爪で掻きむしられた青年の背中は、ミミズ腫れになり、わずかに血が滲む。
青年は勃起した性器の先端を欲情した人妻の濡れたわれめに当てがうと、深々と突き入れた。

「あぁ、もっと、んあっ、んひっ、もっと激しく、ひゃあぁん!」

人妻の上で青年は腰を激しく打ちつけるように動かし、汗ばみながら、人妻の濡れた膣肉に勃起した肉棒を擦りつけて射精の瞬間をめざす。
人妻も腰をくねらせて青年の肉棒を貪るように快感と興奮に溺れた。
援助交際をしながら、本当に欲しかったのは牝として興奮した男性にがむしゃらに求められたかったのだと思った。人妻は目を閉じて、今までセックスしてきた男性たちに次々と犯されている自分を想像していた。
青年がブルッと身を震わせて腰の動きを止めると、人妻は悲鳴のようなあえぎ声を上げて弓なりに背中を反らして絶頂してしまった。
その興奮もドラッグの成分でもたらされた感覚だということを、人妻は絶頂の瞬間にすっかり忘れている。とにかく、気持ち良くてたまらない。
青年は、なぜか涙がこぼれそうなほど切ない気持ちになって、泣きながら射精していた。
青年と人妻はどちらも感情が不安定になりながら、どうすることもできない。
多くの犠牲者の意識を吸収している霊視ができない人には、信じられず世界に存在しないはずの怨霊の群れは、青年と人妻をすっかり包みこんで心に影響を与えていた。
翌日の午後、人妻が笑いながらこの青年を包丁で刺殺し、そのまま血塗れで包丁を持ったまま自宅近くの路上をふらふらと歩いているのを、飼い犬の散歩をしていた近所の住人がスマホで通報した。人妻の手には切り取られた青年の性器が握られていた。
大麻リキッドの使用者による殺人事件、それも殺害された遺体には肉を食われた形跡があることや、犯人は空腹を満たすために人肉を食べてしまったと取り調べで話すことが共通していた。
大麻リキッドは、グレリンという食欲に関係するホルモンを増加させてマンジーと呼ばれる空腹感や満腹感がなかなか起きないという状態を引き起こす。殺害された青年は大麻の成分のみと思っていたが、俗称では「シャーペン」と呼ばれているものである。

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