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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 1073

風俗嬢のミカが歳上の巽に惚れているのは、同じ霊域に暮らす原田亮と疱瘡神の隠(おぬ)の珠理の親子との同調なのだが、巽やミカはそれに気づいていない。
死の運命から、ミカは巽を救い出した。巽はキメセクの快感に溺れて抜け出せなくなり、ドラッグを手に入れるために密売人の吉沢政広と協力して、息子たちと鷺原征一郎を殺害、聖華をレイプしたあと使用したドラッグの量を間違えて死亡する運命だった。ドラッグの適量を誤り死亡する事故はジャンキーにはありがちである。
ミカではなく、別の援助交際をしている若い人妻と浮気をしていたら、別の地域から持ち込まれたドラッグを巽は手に入れて、使用量を誤り死亡する運命からは逃れられなかった。
脇田友之が海外のインターネットサイトから入手していた精力増強剤を、援助交際をしている人妻が同じルートで入手していた。
その援助交際をしている人妻は、哲が裕子と関係を持たなければ出会うはずの女性だった。巽と哲は同じ人妻と関係を持ち、ドラッグの使用から抜け出せないジャンキーになる運命があった。
祓魔師の鏡真緒が霊視した脇田友之の亡霊を取り込んだ忌まわしきもの、人を死へ導く力の影響を巽や哲は受ける運命もあった。
襲撃されるはずだった鷺原家に、檜垣隆史と鷺原聖華に水野咲が迎えられたことで、鷺原征一郎は吉沢政広が計画する襲撃によって巽や息子たちに殺害される運命を逃れた。
幻想界から想像力で現実の世界の出来事を再構成して影響を与えることのつながりは、運命を変化させ続ける。
元グラビアアイドルで現在は声優と歌手の小野田美樹を凌辱する妄想を抱いた者たちの影響は、ドラッグの密売人の吉沢政広にMと名乗らせている。これは小野田美樹の歌手として活動するときはMという芸名を使っていることに一致する。密売人の吉沢政広は妄想を抱いた者たちの願望に操られるように、脇田友之と交際していた人妻の浅見美代子をレイプした。吉沢政広が脇田友之になりすますことに決めたのは偶然のようだが、脇田友之と吉沢政広は共通点がある。他人の淫らな願望を実現する者、そして状況によっては他人の命を奪う者だった。
脇田友之が水野咲をレイプして、絶望させてしまい自殺へ追い込む。その死の運命が檜垣隆史により変えられた。
運命の天秤があるとすれば、死へと誘う力と生き残る力のパワーバランスは左右の皿に乗せられ、その傾きは常にゆらゆらと揺れ動いている。
ヌキキャバ嬢のミカが悩ましく声を上げると、肉の輪っかが幾重にも重ねられたような膣口が淫らに収縮する。巽はぐいっと腰を押し進めた。張り出した亀頭冠が牝の肉門を潜り抜けると、一気に深々と潜り込んだ。巽はそのまま彼女を抱きしめ、すぐには腰を動かさずキスをして焦らした。

「んあっ、あぁっ、いきなり、んあっ、あぁぁっ!」

いつ始まるかわからないまま、キスで口をふさがれているうちに、巽かピストン運動を開始したので、ミカはキスする巽の唇が離れた途端、艶かしいあえぎ声を上げてかぶさっている巽の汗ばんだ上半身にぎゅっとしがみついていた。
巽はミカの膣がぎゅっと締めつけながら肉棒を濡れた肉で包み込んでくるので、すぐに射精しないように我慢しながら、じっくり緩やかに腰を動かした。
巽はコンドームをつけていない。我慢しきれなくなる前に肉棒をぬちゅりと引き抜き、自分の手で少し扱き、ミカの下腹部やへそのあたりに精液をぶちまけた。

(あ……タツミさん、やっぱり、中に出してくれないんだ)

しばらくして、射精直前にはしがみついていた腕をほどいてしまい、目を閉じて身悶えていたミカが気づいたときには、もう巽の射精は終わっていた。
避妊具を着けずに挿入してくれたので、膣内射精してくれるものと思い込んでいたミカはため息をついて、腹部についた精液を指先でぬぐい、ベッドサイドのライトの薄明かりで見つめた。
巽は口内射精と膣外射精を勢いでほぼ続けてしたので、ミカの隣に寝そべり目を閉じて、射精後の余韻の心地よい気だるさにひたっている。
ミカは顔を見られたくなくて、巽に体の向きを変えてわざと背中を向けた。
ミカは自分で指で膣内に巽の精液を押し込んでしまおうかと一瞬考えてしまった。だが、泣きそうな顔になって止めた。
巽が自分から膣内射精してくれなかったら、妊娠しても意味がない。

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