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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 1072

巽は彼女の一人暮らしの部屋にかよって、店には行かずにセックスするようになっていた。それは店に頻繁に通えば、巽の妻が浮気に気づくかもしれないと彼女から提案したことだった。
部屋の静寂の中で、彼女の鼻息の微風が亀頭をくすぐる。彼女のため息のような声が聞こえた。その声は、やけに艶かしかった。
彼女は匂いを嗅いで興奮しているらしいと巽が思っていると、不意に肉棒の裏筋へ、ぬめぬめとした感触が這う。舌だ。彼女のフェラチオが始まった。
巽はキメセクで遊ぶ愛人として、北条真凛をヌキキャバになったTIaraという店で見つける運命だった。そして、巽はドラッグの密売人のMこと吉沢政広と北条真凛を結びつける役割をしていた。
その運命のルートは回避され、ストーカーから逃れた北条真凛は、レズビアンの恋人である時坂静と幸せな同棲生活を始めた。
巽が北条真凛ではなく他の若い女性と出会った。またドラッグの密売人の吉沢政広が、斎藤吾朗によって脇田友之の死体遺棄容疑で逮捕されたことで、竹田巽や裕子の夫婦にドラッグの供給は絶たれている。
釣り上げた魚のように巽の肉棒は跳ね回り、白濁した精液を浮気相手の若い風俗嬢の口内にぶちまけた。
巽の腰の痙攣がおさまるまで、彼女は白濁した精液をこぼさないように肉棒を咥えたまま、優しげに目を細めた。
それどころか彼女は、こくっこくっと小さく喉を鳴らして口の中の精液を飲み下した。
店では客の精液を飲み下したりはしないように手で扱いて射精させている。うっかり口内射精されてしまっても、客の精液を飲み下したりはせずに、ティッシュペーパーに吐き出している。

「ふぅ……いっぱい出たね。そんなに気持ち良かった?」

まるで精液と一緒に魂まで吐き出してしまったような感覚だった。巽は汗ばみ、乱れた呼吸が落ちついてから、話しかけてきた若い浮気相手の髪を撫でた。
しかし、肉欲は鎮まるどころか、さらに高まる。肉棒はまだまだ萎えきることはなかった。
それを見て彼女は微笑み、甘えた口調で巽に囁く。

「ねぇ、次は私も……気持ち良くしてくれる?」

巽は若い浮気相手に口内射精して疲れていても、自分でも驚くほど肉欲が衰えず、勃起し続けている。
それは巽の妻の裕子が息子の哲の肉棒をたっぷりとフェラチオして口内射精させ、熱い精液を飲み下したあと、愛しさに微笑みを浮かべていることや、高校生の萎えきることのない哲が、母親の裕子の髪を撫でる仕草が巽とよく似ていたことで、奇妙な同調が起きていたからだった。
ヌキキャバの若い風俗嬢のミカ。北条真凛がいなくなったあと店のトップの人気嬢は、歳上の巽に惚れている。幼い頃に癌で亡くなった優しかった父親の面影を知らず知らずのうちに、歳上の恋人の巽に重ねている。
巽はキメセクとはちがうメリハリのある快感もいいものだと感じるようになっていった。キメセクは勃起しなくなっていても、萎えた性器を愛撫されていると、射精していないのに、だらだらと快感が継続する。ずっと少量ずつ射精しているような感じは、ドラッグの効果による錯覚である。

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