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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 1064

哲は学校やアルバイトをさぼらなくなった。そのかわり、休日に裕子とラブホテルに行くようになった。
裕子はデートのうきうきとしたり、どきどきする気持ちを思い出した。

「哲もパフェ食べる?」
「いらねーよ。ガキじゃねぇから」
「え〜、パフェのプリンとかアイスを小さい頃は、全部は食べきれないから、ひとくちだけ欲しがってたのに」

哲はアルバイト代が出ると、裕子とデートして、ラブホテルでセックスして、家ではしらばっくれて親子に戻っていた。
哲の父親の竹田巽(たけだたつみ)は、裕子とはセックスレスになっていた。
巽は繁華街のヌキキャバの常連客になっていた。手軽にいちゃいちゃできて、その日の気分で店のキャバクラ嬢たちを選べるので、すっかりはまってしまった。
また、枕営業で自宅に誘ってくるキャバクラ嬢もいる。
いろんな女の子たちとセックスしたい巽は、裕子とセックスしなくても満足していた。

巽は妻の裕子にはドラッグを使わない。行きずりのキャバクラ嬢との遊びには、ひとりに一度だけドラッグを使って、思いっきり乱れさせて、快感を教えた。
裕子も巽に内緒でドラッグを使ったキメセクにはまっていた。
北条真凛が勤務していたキャバクラは、サービスタイムに別室で、手こきをして客を射精させるサービスをするヌキキャバになっている。
ドラッグの使用は癖になりやすい。巽はそれを警戒して、妻の裕子にはドラッグを使ったセックスをしないで、浮気の遊び相手の女性に使用していた。
売人Mが逮捕されて連絡が途絶えたので、巽と裕子はそれぞれドラッグの入手ルートを失った。
手持ちのドラッグを使いきる前に、新しい売人を巽は見つけ出したいと考えていた。しかし、同僚の浅見聡に連絡を取って警察に目をつけられるのは避けたい。関係したキャバクラ嬢のなかでキメセクにはまって、巽の知らない人脈からドラッグを入手する女性があらわれないか期待していた。
裕子がキメセクではなく、哲との秘密の関係にはまり、充実してドラッグから離れつつある。また哲が、裕子を心配してドラッグから離れられるようにそばにいると言われたことで、裕子はドラッグを止めることに決めた。
以前は夫婦でドラッグに対しての考えかたは似ていたが、裕子は哲の気持ちを受け入れて変わっていった。
哲は父親に対しての思いは裕子を放置して、家に給料は入れているけれど父親として特別な存在として見なくなった。巽を、裕子の元カレのように思うようになった。

(うーん、父さんがいなかったら俺はいないわけだから、母さんに会えなかったし、ほったらかしにしてなかったら、母さんとこんな仲良しになれなかったんだもんなぁ)

哲は父親の巽も、ドラッグに手を出しているとは知らなかった。

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