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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 1052

また、理想の相手の幻覚や幻聴がいつでも一緒で、そして望めば毎晩でも思いっきり刺激的な性欲処理を施してくれるとなれば、さらに少子化は進み、イザナミの力、すなわち人類を優しく滅ぼしていく力は強まり食糧危機や環境破壊の問題は解決する可能性もある。
また、包丁を飛ばすほどのポルターガイスト現象が、ラブドールを動かし、幻聴で愛を囁かれたら、恋愛に疲れた男性はいちころになりかねない。また、そうなればレズビアンではない女性用ラブドールも開発されるだろう。
ポルターガイスト現象を引き起こされた原因が、悪意か愛情か。
そこが問題となる。

世界は毎日、気づいていないかもしれないが、変わり続けている。
檜垣隆史は、公安の捜査員の斎藤吾朗から、レイプ犯と思われる脇田友之という人物は、バラバラにされてしまったことや、また、鏡真緒によって街のパワーバランスの乱れというものがあって、それは鏡真緒が処理したことが、電話で報告された。
檜垣隆史は「おつかれ、斎藤さん。その近くにおいしいモツ煮定食が食べられるお店があるから、行ってみたらいいよ」と言って、手短に通話を終えた。
隆史がホラー映画のような、サスペンスドラマのような実際に起きた不思議な話を、斎藤吾朗から詳しく聞きたいのをあきらめた。
倉持志織が目の前でめずらしく微笑みもなく、じっと見つめているからだった。隆史は倉持志織に水野咲や鷺原麗華とのことを詳しく話していなかった。
水野咲が鷺原征一郎から会わせたい人がいると言われ、倉持志織の女性支援の清心サポートセンターを訪ねて来た。
それが昨日の話である。
隆史は今日になって、空き部屋の104号室の犯人を捕まえるために、公安の潜入捜査員の斎藤吾朗と、いわくつきの事故物件ということで鏡真緒に捜査を依頼したことを倉持志織に伝えに来た。
倉持志織と話している途中だが、隆史に依頼の結果が知らされた。同じ犯人から樋口成美がつけこまれる心配はもうないという朗報である。

「わかりました」

隆史から、樋口成美を襲った犯人と思われる人物が亡くなったことを教えられても、倉持志織の表情は変わらない。
昨日、水野咲は鷺原征一郎の知り合いということで、緊張しながら倉持志織と会った。
水野咲も、倉持志織のことを、檜垣隆史の愛人だとは知らない。
銀座の高級クラブ「パンドラ」の店長と副店長である島田理紗子と本田綾が隆史の連絡先であり、ふたりが隆史の愛人だと水野咲は隆史から聞いて知っている。
倉持志織という人物を愛人だと詳しく話そうとすれば、天満教と倉持志織の関係についても教えなければならない。

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