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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 1048

Mは思い出そうとするのを止めた。美代子がペニスを咥え込み、Mは美代子の頭部をがっしりとつかんで、押さえ込むように力を加える。美代子は息苦しいのか小さくうめきながら、頭を上下に揺らして、Mのペニスを喉奥ギリギリまで咥えて、舌を絡めながら吸い上げる。
イマラチオで口を性器のように使われている美代子は、少し苦しげに眉をひそめながら、悩ましげな色気がある表情で目を閉じて口唇愛撫を続け、Mに射精をうながす性の快感を送り込んでいく。

竹田裕子から分けられたかつて脇田友之が気絶したドラッグを、美代子はMに使わなかった。
翌日の昼過ぎ、一度家に帰ってからまた脇田友之の部屋に訪れた美代子に脇田友之の遺体を段ボール箱に詰め込ませる。
詰め込み作業の間に、脇田友之のスマートフォンから、LINEで吉沢亜紀子に会いたいと脇田友之になりきって、Mは部屋に呼び出した。
レンタカーのトランクや後部座席に、Mは段ボール箱を乗せると、吉沢亜紀子の暮らすアパートへ、作業着を着たMは向かった。

吉沢亜紀子がLINEで「近くのコンビニにいるよ、何か欲しいものある?」と知らせてきた。「いつものおなしゃす」とMは返信してから、浅見美代子に吉沢亜紀子が部屋に来るから、居留守を使えと電話をかけて指示した。

「亜紀子、いらっしゃい」

開いている玄関ドアから、吉沢亜紀子は
脇田友之の部屋に入ってきて、浅見美代子にいきなり抱きつかれて囁かれた。

(この声……紗季は死んだのに!)

「ただいま」

浅見美代子は、吉沢亜紀子の耳にふっと息を吹きかけたあと、甘噛みした。亜紀子の肌は恐怖に粟立った。
この甘い声、それに、亜紀子の耳を抱きついて愛撫する癖は、生前の紗季とそっくりだった。
Mは吉沢亜紀子の103号室の玄関ドアの鍵をピッキングしている現場を、公安の潜入捜査員の斎藤吾朗に取り押さえられた。これがMから、吉沢政広に戻された瞬間だった。
パトカーに斎藤吾朗がM、この時は所持品から、脇田友之と思われている男性を押し込んだあとで、斎藤吾朗のスマートフォンに電話がかかってきた。
鏡真緒からだった。

「おつかれさま、斎藤さん」
「ちょうど不審者を確保したところだ」

ビニール袋の中で、空気を抜かれ圧縮された遺体を見つけたことを、斎藤吾朗は話さなかった。
斎藤吾朗は、104号室に仕掛けた監視カメラと盗聴器が、トラブルを起こしたので確認のために、張り込みしていた204号室から降りてきたところで、不審者を発見した。
104号室ではない別の部屋で、椅子に座った状態で全裸で縛り上げられた全裸の男性が、ハサミで、両乳首、両耳のあと、ペニスを切断されている映像と女の悲鳴と嘲るような高笑いがノイズのあとで、飛び込んできたのだった。
目隠しや猿ぐつわと縄で拘束された人物をハサミで切断していた不審者が、作業着姿でピッキングしていたので、斎藤吾朗が取り押さえると、そのタイミングでパトカーがかけつけた。

「通報したのは君か?」
「私ではありません。不審者の住所を教えてくれますか?」
「それはできない」
「わかりました。では、また」

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