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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 1047


「何回もイキまくって、すいぶん緩くなってるぞ。デブガキとするより気持ちいいのか?」
「んひぃ、あぁ、イクぅ、また、んあぁぁっ、んんっ!」

ピストン運動が止められて、話しかけられたことで、それが絶頂への引き金となった。アニメ声と脇田友之がとても大好きだった淫らな嬌声を上げて、美代子は男の身体の下で身をよじらせていた。

脇田友之が女性をレイプしてスマートフォンで撮影した画像や動画を、パソコンに集めていた。パソコンの暗証番号も脇田友之は、銀行のキャッシュカードと同じにしていた。

(悪趣味なガキだ。また別の奴になりすます方が安全か?)

犯行現場は同じ場所のようだった。
男の手が止まった。動画をじっと見つめている。
そこには、脇田友之が吉沢亜紀子に錠剤を与えて、キメセクしている姿が記録されていた。
宮原清と脇田友之はとても似た風貌をしている。亜紀子は脇田友之と気づかず、宮原清が真麻に預けてある金がまだあると思い訪れたのだと思った。

(亜紀子さんって呼んでるな。若い時とはまたちがう色気があるな。こいつから別の奴になりすます前に、会いに行ってみるか)

ベッドで眠り込んでいる浅見美代子に、亜紀子を呼び出させて、留守中の亜紀子の部屋に脇田友之の遺体を置いておく。

(亜紀子が帰宅したタイミングで警察へ美代子に通報させて、悪趣味なデブガキ殺しの罪をかぶせてやる)

それは、亜紀子は離婚せずに服役を終えて出てくるまで待っていると刑務所の中でこの男は信じていたのに、亜紀子はあっさり離婚して転居してしまい姿をくらました。
亜紀子に裏切られたと、今でも思い続けているこの男の復讐のやり方だった。
この脇田友之になりすました男は、事故物件のアパートにいるものに呼ばれていることに気づかない。
姫野紗季もまた、執行猶予の判決を受け、拘置所に面会に行って妊娠を告げたら、ガキなんていらないと言われたこの男への恨みを、今も忘れていない。

かつては吉沢政広、今は脇田友之になりすましている男。美代子にあなたのことはなんて呼んだらいいですかと聞かれて、少し考えてからこう答えた。

「Mと呼んでくれ」
「わかりました。Mさんですね」

そう言ってベッドで仰向けに寝そべるMの勃起したペニスを美代子はゆっくりと口に含んだ。服従を態度で示すように。
Mの容姿を、もしも天満教の倉持志織や吉川愛海、幽霊の小西真由美が見たとしたら、震えて悲鳴を上げるだろう。
元ヤクザたちに樹海に生き埋めにされた北川天に、Mの痩せた身体つきや、高めの身長、鷲鼻、一重まぶたの目、薄い唇など瓜二つだからだ。
美代子は目を細め、頬を染めながらMのペニスな亀頭のカリに柔らかな舌をねっとりと這わせた。
Mは上半身を起こした。
気のせいだ、顔立ちや髪型も、体つきもまるでちがう。一瞬だが、美代子がペニスを舐めまわす姿に、誰かを思い出しかけた。Mは軽く頭をふった。ドラッグの後遺症だろうか、記憶力が悪くなって過去に出会った女性たちの名前を思い出せないことが、増えてきている気がする。

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