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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 1033

吉沢政広は密売人の真似事をしていて、流通するドラッグの移り変わりを自らジャンキーなので、どっぷりとドラッグを使い続けてきたので、身体の記憶として刻み込んできた。
次の世代の黒崎孝義のように紆余曲折がありながらも、ドラッグから離れられた人物や、湯治場で現在は働いている隆史の歳下の友達の八神渉のように裏社会から足を洗えた人物とは真逆の方向性で、吉沢政広は生きてきた人物といえる。
ドラッグにはまり続ける者とドラッグから離れて生き残れる者、ドラッグとは無縁の人生を生きている者。
吉沢真麻(よしざわまあさ)は、月虹学園の親友3人組である星野舞、河合望、島袋琉(しまぶくろれん)や、疱瘡神の封じの結界を破って隠(おぬ)の力を持つ原田珠理、榊原貴哉、山口詠美たちとほぼ同年代の19歳になっている。
密売人カズキは、宮原清の戸籍を、直接本人から買取りしたわけではない。転売されていたものを、客とドラッグと交換して購入した。戸籍は売られてから、再利用されるまでに時間差があった。
吉沢真麻は、清心サポートセンターの女性職員の「先輩さん」こと樋口成美と関わり、倉持志織のカウンセリングを受けて、保護されることになる。
宮原清をお兄ちゃんと呼んでなついていた「まあちゃん」には秘密があった。倉持志織のところで「真帆ちゃん」に護られて生きてきたんだな、と真麻は檜垣隆史にしみじみとした口調で言われた。
真帆の幽霊は、檜垣隆史を「まあちゃん」の新しいお兄ちゃんだと信頼した。
小西真由美の地縛霊、北川天の浮遊霊、謎の知的な幽霊らしきものである触手ちゃんに続き、檜垣隆史は「真帆ちゃん」という幽霊、真麻の守護霊と仲良しになることになる。
鏡真緒は斎藤吾朗と会ったが、退魔行の戦力にならない人物に思えたので、時間を無駄にしたと思いながら、問題のアパートをふくむ疱瘡神の神社の効果範囲、疱瘡神の神社がもしも無くなった場合に補助するパワースポットの確認を始めることにした。
呪われし者との戦いは、その場だけの一瞬の勝負をしていたら、祓魔師は命がいくつあっても足りない。
鏡真緒はこの地域のもうひとつあるはずの神社のバワースポットも、なぜか神域の力を失っていることを確認して、雲行きが怪しくなってきたと感じた。

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