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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 1028

犠牲を出さないようにするために、血縁者や縁者とだけとセックスして子孫を残していくと、その遺伝子では対応できない病気にかかりやすくなる。また、遺伝子の劣化によるエラーで、障害が発生する確率が上がってしまう。そうしていたら、現在の檜垣家当主の隆史まで檜垣家の血は受け継がれずに、滅亡していた。
記録上ではすでに平安時代には檜垣家は陰陽師、薬師として存在している。それ以前から、檜垣家は現在まで存続し続けている。
もしも、倉持志織が檜垣家の存続のために女性信者たちに、檜垣家当主と交わることは人類に神が与えた試練であり、死ぬ前の悦びと、生き残る女性や檜垣家の次の当主を産めることは神の祝福と教え込んだとしたら、日本政府は倉持志織の北川天の教義を改めた天満教の活動を支持するだろう。
実際に月虹学園の全女性職員(既婚、未婚問わず)および全女性生徒は、檜垣家当主の求めに対して性行為を拒めば、内乱罪の罪人とすることを檜垣隆史の意思とは関係なく実施している。
檜垣隆史にすれば、基本的人権の侵害と女性差別も甚だしいといったところだが日本政府は檜垣家存続のために、檜垣家当主限定で性暴力の行使すら支援している。これはフェミニストならずとも、人権擁護の意味でも改良されるべき点だと隆史は思っている。すべての国民の法の下の平等は存在しないのが現状である。媚薬が違法薬物に指定されないことや、檜垣家当主に関しての女性への性暴力は訴えを認めないことは、犯罪者と犯罪被害者からすれば、知れば理不尽と感じるだろう。
金さえ積めば、あらゆる訴えの裁判を勝たせてくれると評判がある「ブラック弁護士」という異名で呼ばれる矢崎大介でさえ、檜垣家当主が関わる案件は、金の問題ではないと依頼を拒否する。
あらゆる犯罪を容認されている特権が、檜垣家当主には与えられている。倉持志織の女性保護支援団体の女性職員に対するレイプ犯罪を隆史は警察に任せる選択はしなかった。
斎藤吾朗(さいとうごろう)が檜垣隆史に指名されて、104号室事件として対応することになった。
倉持志織は、このレイプ事件のことを阿部美紀に他の職員たちには話さないように口止めした。
北川天が教祖だった頃の信者たちは、裏切った信者や敵対する人間に教祖の指示ではなく自分たちで制裁、粛清を行っていた。信者たちが知れば、怯えたりするのではなく、仲間を傷つけた犯人を捕まえて、なぶり殺しにしかねない。

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