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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 1023


吉沢真麻(よしざわまあさ)は、母親の吉沢亜紀子(よしざわあきこ)から、まあちゃんと呼ばれている。
宮原清の予想通り、小学三年生。そして登校拒否で自宅に留守番をしている。クラスでいじめられているらしい。
宮原清は、まあちゃんがいじめられている理由を母親から聞き出そうとして、宮原清が住んでいる部屋が事故物件になった事件について聞かされることになる。宮原清の住んでいた部屋には、まあちゃんと同学年の友達の女の子で、真帆(まほ)ちゃんが父親と母親の3人で暮らしていた。
部屋が隣ということもあり、まあちゃんと真帆ちゃんは仲良しだった。亜紀子も隣の家族と親しかったが、隣の家族は父親が浮気して、夫婦喧嘩が絶えなくなった。ある日、真帆ちゃんとまあちゃんが亜紀子に、真帆ちゃんの工作の教材費がほしいと頼みに来た。
父親が出ていって母親は酒に溺れているらしい。学校の教材費がほしいと母親に言い出せなくて払わずにいたら、くらさで真帆ちゃんがいじめられた。
おこずかいをこれから半分でいいから、真帆ちゃんの集金の教材費をほしいとまあちゃんも泣いて言うので、亜紀子がたてかえて真帆ちゃんに渡した。
その3日後に、真帆ちゃんは刺殺された。
宮原清は女の子が殺されたと聞いて、なんてもったいないと思って、ひどいとつぶやいた。
母親に腹を刺されて逃げてきた真帆ちゃんの遺体は、まあちゃんが第一発見者だった。吉沢家の家の前で真帆ちゃんは生き絶えていた。
たまたま、学校で真帆ちゃんと別々に帰り、帰宅したまあちゃんが遺体を見つけて、母親の職場の近くのスーパーへ血だらけの両手で泣きながら駆け込んだ。
その様子をクラスの子が見ていて、真帆ちゃんはまあちゃんが殺したという話になって、まあちゃんは人殺しといじめられるようになった。
一緒に帰っていればよかったと、まあちゃんは後悔した。いじめられたくなくて真帆ちゃんを仲間はずれにした子たちに放課後、遊ぼうといわれて真帆だけ先に帰した。もうまあちゃんが帰っていると思ったのか、真帆ちゃんは隣の吉沢家の玄関を平手で叩いた手形が残っていた。いじめのターゲットは死んだ真帆ちゃんから、まあちゃんになった。
娘の真帆ちゃんの腹部を包丁で刺した母親は、104号室で自殺した。ロフトへのぼる階段に掃除機のコードを切断したもので、首吊り自殺をした。
宮原清は、部屋が事故物件になったいわくを聞かされた。

「真帆ちゃんは、うらんでないって言ってくれるんだけど」

後悔の自責の思いからか、まあちゃんが留守番をしていると、真帆ちゃんがあらわれるという。

「真帆ちゃん、うらんでないって言う」

宮原清は、まあちゃんがいじめられたのはコックリさんが原因と聞き出した。真帆ちゃんの霊を召喚して、まあちゃんを殺したいか聞いたという。
「はい」に10玉は止まり、こわくなったクラスの子たちはコックリさんを中断して、まあちゃんと関わると呪われるといじめたということだった。
誰かか、10円玉を紙の上に書かれた「はい」の位置へ、指先に力を入れて動かしたにちがいないと宮原清は考えた。

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