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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 1009


鷺原征一郎は吉川愛海のむっちりと肉感的な乳房を揉みまわしながら、日本人の女性の愛撫やしぐさのしおらしい上品さに、マリアの貪るような情熱的なセックスと比べて、少し癒されるような、おだやかな気持ちになっていた。
マリアなら乳首を擦っただけで止めずに吸いついて、甘噛みしながら、勃起させるために玉袋まで揉みまわしてくる。そして、征一郎に手を止めずに何か愛撫をするように目で訴えてくるだろう。
セックスはスキンシップで、快感を貪り尽くして満足しあうまで続く。しかし、男性には射精や勃起の限界があるので、必ず降参させられる。マリアが納得してあきらめるまで終わらない。
日本人の女性も性欲は同じぐらい強いはずなのに、貪るような情熱的な態度を避けて恥らうのは、なぜなのだろう。
鷺原征一郎は吉川愛海にすっかり騙されているが、吉川愛海の性欲の強さだけは経験的に察している。
そして、水野咲はどんなふうに檜垣隆史に恥らうのだろうと想像して、勃起してしまう。
吉川愛海は鷺原征一郎が自分ではない他の女性のことを思い浮かべて、勃起していると思っていない。
鷺原征一郎は吉川愛海の牝の淫花の上に勃起した肉棒を挿入せずに擦りつけられながら、キスをして目を閉じていた。
水野咲のことを思い浮かべることから逃れて、騎乗位素股の快感に身を任せるために。マリアならとっくに挿入して、思いっきりあえぎまくりながら、腰をくねらせて快感を貪るだろうと考えながら。
吉川愛海は挿入して膣内に射精したいと思っている男性を、いじわるで挿入しなくても射精まで導くテクニックで、絶頂させる悦びに興奮している。
男性を恨んでいて、とりわけ心を弄んだ北川天への消えない恨みの塊のような自分の衝動を抑えきれない。憎たらしい男性と性行為せずにはいられない淫らさが愛海にはある。
何度も射精させられるたびに、男性は性行為のスキンシップや快感に心を許していき、親近感から恋だと錯覚して、やがて心を愛海に奪われてゆく。
その淫らで愚かな復讐の衝動を許して受け入れてくれる倉持志織と天満教の信者の仲間が、吉川愛海には必要だった。
鷺原征一郎は、吉川愛海が恨んでいる北川天の身代わりとして、性行為で復讐されているとは、まったく想像できない。
檜垣隆史は吉川愛海が心の底から北川天だけでなく、男性を嫌悪しているのを感じている。愛海とセックスすることは、何かちがう嘘のようなものを直感的に見抜いていていて避けている。
作り物だからと氷川奏に、どうして吉川愛海とセックスしなかったのか質問されて話している。
鷺原征一郎は、それほど人を恨んだことがない人生を過ごしてきた男性だと、吉川愛海は話してみてすぐにわかった。征一郎は他人への警戒心が甘い。
愛海からすれは、心を支配しようとしてくる他人を恨む悲しみを知らない征一郎が、うらやましくて、憎たらしい。
吉川愛海の濡れた牝の花のわれめに、肉棒の裏筋を沿って挟まれている刺激に、さらに彼女のしなやかな両手で愛液に濡れた肉棒を包みこまれて扱かれる、手こきの刺激が征一郎に加えられる。
性行為をせずに、水野咲はすでに鷺原征一郎の心を奪っている。吉川愛海のテクニックで射精へ導かれるほど、水野咲への恋慕は性的な欲望の高ぶりへと知らないうちに、じわじわと近づいていく。
吉川愛海は鷺原征一郎が新鮮な恋をしていることをわかっていない。すでに、恋の情熱の火は消えて、すでに遠い日の思い出として燻っている余熱のようなものしかない男性であれば、愛海が淫らに身を捧げることで、過去の成功体験を思い出させるだけで、たやすく虜にすることができただろう。

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