悪落ちから美緒は完全に解放されたのだ。
「美緒…頑張ったわね」
「ママ…」
「これでようやく性処理奴隷としての調教に入れるわね！」
「えっ、ママ！？」
そう善落ちレイプはこれからが本番なのだ。
男女でのセックスの気持ち良さをとことんその身に教え込み、単純な触手チンコに興味が無くなるまで犯し続ける。
男に、ご主人様にのみ絶頂顔を晒せる完璧な娼婦へと作り変えるのだ。
「い、いや！放して、私正気に戻ったよ！
　もう悪い事しないよ！だからママ！
　ママ！？い、いやぁァァァァ！！」

あれから一週間、美緒の調教は遂に完了した。
中出しセックスはもちろん、梨沙と杏奈によるレズレイプにより人間同士のセックスの良さをとことん教え込まされた美緒は、今やどこに出しても恥ずかしく無い一流の娼婦になっていた。
「さて、俺の仕事もこれで終わりだ」
「そんな！ご主人さま私の身体に飽きてしまったのですか！」
「お前はもう触手に負けない強い女に成れた、俺の出番は終わりだ。
　これからこの男がお前にチンコをハメてくれるぞ」
俺は懐から書類を取り出し美緒に見せる。
「この人は？」
「お前の新たなご主人様だ」
善落ちさせた女へのチンコの斡旋それも俺達の仕事だ。
全ての女を囲えるほど俺は性剛ではない。
善落ちした魔法少女の特性に合わせ、選ばれた権力者の下に嫁や愛人として少女達を提供する、それが組織の資金源となっていた。
力を失った魔法少女はそうやって第二の人生を送ってもらう。
やや力を残していたりする者は、組織に残りレイパーの補佐となったり、組織のエージェント、そして組織の人間と結婚したりと言う選択肢となる。
杏奈がそのタイプだ。

そして美緒だが、能力テストの結果・・・
殆ど力を失っていないかったのだ。
この場合、再び魔法少女としてやり直す事になるのだが、普通の魔法少女と違い組織に選ばれた男が『ご主人様』としてサポートに付くことになるか、レイパーのパートナーとなる。
つまり梨沙と同じような選択肢となる。

俺は名前を見せずに書類だけ見せたのだが、美緒は同じ年のご主人様と知り、安堵半分不安半分と言った顔をした。
俺は携帯を取り電話をかけ『入っていいぞ』と短く言う。
そして梨沙と共に入ってきた少年を見た美緒が目を見開いて驚いた。

「えっ・・・コウくん・・・」
「美緒・・・お、おかえり・・・」

美緒と同じ年の少年。
少しあどけなさは残すが、歳の割にしっかりした印象もあるその少年は、美緒とは幼馴染の宏太と言う少年だ。

宏太を見て美緒は絶句して涙をぽろぽろと落とす。
変わり果てた自分を見られたくなかったが、でも会いたかった。
そんな気持ちだろう。
そして宏太の思いつめたような、そして決意を秘めたような顔・・・
それは俺にも覚えがある表情だ。

「宏太は梨沙が仕込んでるから、お前を満足させてくれるだろう」
「ふふ、コウくんの童貞は私が貰っちゃったからおあいこね」

組織としては善落ち魔法少女を再度戦わせ、再び堕ちる事のないようにする為には、魔法少女の精神状態も考えている。
つまりこうやって戦う気持ちにさせるパートナを選び、彼らを訓練して魔法少女のサポートをさせる訳だ。
こうやって戦果を上げるコンビがいくつかできて行った事で、このやり方の正しさは実証されていた。

梨沙が宏太の服を脱がせる。
年齢相応の引き締まった身体と、巨根とまでは言わないが立派に剥けて反り返った竿。
あどけなさは多少残るが男の体だ。
彼の竿を見た美緒の目が欲情で潤む。
きっと股ぐらも潤んでいることだろう。

「ごめん・・・取り戻してあげらなくて・・・」
「いいの・・・でも・・・わたしでいいの？・・・もうわたし、昔のわたしじゃないのよ・・・」

それでもしっかり美緒を抱きしめる宏太。
幼馴染を寝取られ堕とされた絶望から立ち直った男の強さ・・・
俺がかつて通った道を見るような気分だ。
多少の胸糞悪さは過去を思い出すのと、メスを取られたオスの本能だと解ってるから若干苦笑してしまうが、俺の苦笑を見て梨沙が俺に寄り添って来た。

「ふふふ・・・ご主人様、娘と共に可愛がられたいですわ」
「いいだろう・・・宏太も美緒を抱いてやれ」

俺の言葉に宏太は美緒とキスを交わしてその場で押し倒す。
俺も美緒の横に梨沙を押し倒すと服を剥ぎとっていく。

「コウくん・・・いえ、宏太様・・・美緒をむちゃくちゃに犯してくださいっ！！」
「うん、そうされるのが好きなのは知ってるよ・・・むちゃくちゃに犯してあげる」

美緒の服をやや強引にはぎ取る宏太。
その美緒の方は期待の目で宏太を見ていた。
悪堕ち、そして善堕ちした過程で被虐志向が強くなってるから、強引な方が悦びが増すのだ。