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悪い友達
官能リレー小説 - レイプ

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悪い友達 4

(いつまでも引きずっててはいけないわ……そう明日から……明日からは全部忘れて元の私に戻ろう……)
そんなことを考えながら愛実が校門を出る。
「いやぁ良かった。会えなかったらどうしようかと思ったぜ」
「えっ!?あっ……どうして?」
聞き覚えのある声に振り返ると、そこに居たのは紛れもなく先日、薬を使って自分の処女を奪った男だった。
「ん?どうしてって何が?」
「そ、その……どうしてここにいるの?」
「ああ、それはさー、ジュリアに聞いたから」
ボブが背後に視線を向けると、ボブの後ろからジュリアが顔を出す。
「アハハ、ごめんね……何かボブがどうしても愛実に会いたいって言うからさー」
若干申し訳なさそうな表情でジュリアがそう言う。
「そーそー俺がジュリアに頼んだんだよ。だからジュリアを怒らないでやって」
事も無げにそう言うボブに愛実は困惑の表情を浮かべる。
もう忘れようと思っていた相手にこんな風に唐突に再会するとは思わなかったのだ。
「と、とにかく……私はもう貴方と会う気はありません……お引き取りください」
「何で?愛実は俺のこと好きだって言ってくれたじゃん?俺すっげぇ嬉しかったのに」
「そ、それは……確かにあの時はそう言ったかもしれないけど……あの時はどうかしてたんです」
そう言うと、緩んでいたボブの表情が真剣なものへと変わる。
「そんなこと言われても納得できるかよ。俺はさ……本気で愛実のこと好きなんだぜ?」
面と向かって好きと言われて、愛実の胸が高鳴る。
「ま、まだ一度会っただけじゃないですか……そ、それを好きだなんて……」
「会った回数なんて関係ないだろう。好きなんだからしょうがねえじゃん。それとも愛実は俺のこと嫌いか?」
ボブは真面目な表情でこちらを見つめてくる。
その視線に耐えられず愛実は目を伏せてしまう。
「べ、別に嫌いとか……そ、そういう訳じゃないけど……」
「じゃあ、いいじゃん!俺と付き合っちゃおうよ!なあ、頼むよ!俺の恋人になってよ!」
両手を合わせて、ボブがそう懇願してくる。
今まで誰とも交際した経験のなかった愛実は、大の男がこれほど自分を求めてくれている事に嬉しさを感じてしまう。
「……わ、分かりました……」
気が付けば、愛実はそう口にしてしまっていた。
「……ボブさんの……恋人に……なります……」
そうして愛実は自ら泥沼へと踏み込んでいった。

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