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復讐の触魔
官能リレー小説 - レイプ

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復讐の触魔 8

香奈子が病院に搬送され、入院してから数日

真梨子の周囲は無風そのものだった。
香奈子が真梨子に接近し手を出したことによってあんなことが起こったのだ。
当然周囲には誰も寄り付かないし背後では善からぬ噂が蔓延する。

「(このくらいがちょうどいい)」
そんな状況でも真梨子は涼しい顔。
ブランクがあれど成績にはまったく影響せず、高校生活でようやく順調な日々を送ることができていた。


…そんなある日の授業後。
帰り支度を済ませて帰宅の途に就こうとしていた真梨子だが

「本宮…ちょっと来い」
彼女を呼び止めたのは体育教師の白田留美。
170を超えるすらりとしたモデル体型だが、学生時代はトップアスリートとしても名を残していた。

ちなみに留美は香奈子が所属しているバスケ部の顧問でもある。

「…なんでしょう?」
早く帰りたい真梨子は不機嫌そうにそれに応える。
「なんだその態度は…こっちは大事な話があるって言うのに」
「私も暇じゃないんです。手短にお願いします」
「あのなあ…」
冷淡な真梨子に留美は業を煮やす。

「いいから来い!」
留美は真梨子の手を強引に引っ張り校舎裏へ連れ込む。

「いったいなんなんですか」
真梨子は不機嫌だ。
本来なら帰宅の途についていただろう時間に、まだ学校にいるのだから。

「何なんだと言いたいのはこっちだ。話は大体聞いてるんだぞ」
「…は?」
留美の言葉の意味を真梨子はイマイチ理解できていない。

「さっきからなんだその態度は!」
留美は真梨子の制服の胸ぐらを目一杯力込めて掴む。
「…そんなこと言われてもまったく意味がわからないのですが」
真梨子は相変わらず表情変えず淡々と留美に対する。

「本宮…お前があの日、花田と屋上にいたのはわかってるんだぞ」

留美は真梨子に対し、決定打のつもりでその言葉を告げた。
しかし真梨子は動揺の顔色すら見せない。首根っこを掴まれている以外は至って平然としている。
当然留美はそれが気に入らない。

「それがどうかしたんですか」
「お前、花田に何をした?」
「あなたに話すようなことじゃありません」
「お前なぁ…アイツはうちの部活のエースなんだぞ!それをなんてことしてくれたんだよ!」
「私がやったと決め付けないでくれます?」

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